「ゴッホの左耳」が登場する「未来と芸術展」が六本木で開催

11月19日から東京・六本木の「森美術館」で、近未来の人間像を考察するための展覧会「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命──人は明日どう生きるのか」が開催。

テーマは「テクノロジーの進化によって大きく変化する人間の近未来」。

この展覧会では、「都市の新たな可能性」「ネオ・メタボリズム建築へ」「ライフスタイルとデザインの革新」「身体と拡張の倫理」「変容する社会と人間」の5つのセクションを用意。

作品は100点を超え、なかには最新のバイオ技術が活用された作品が並ぶ「バイオ・アトリエ」を設置。自ら耳を切り落としたことで知られる、オランダの画家・ゴッホの左耳を再現した作品も登場。ちなみに、なんとこの作品、ゴッホの親族のDNAを基にして作ったとのこと。

開催期間は2020年3月29日まで。一般1800円(税込)、学生(高校生・大学生)1500円、子ども(4歳〜中学生)600円で入場できる。

「森美術館」は、この展覧会のタイトルをIBMが開発した人工知能「Watson」との協働で決定。テクノロジー発達の影響はタイトリングにまで及んでいる。ここだけの話、「この記事のタイトルもAIがつけてくれればいいのに......」とボヤかないワケにはいかない。

Top image: © ディムート・シュトレーベ《シュガーベイブ》2014年-
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。