“前代未聞”の「北斎展」が今夏、六本木に出現!
世界的にも著名な日本を代表する浮世絵師、葛飾北斎(1760-1849)。
そんな北斎の生誕260年を記念して、「東京ミッドタウン ホール」にて“前代未聞”の特別展が開催される。
©葛飾北斎 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 山口県立萩美術館・浦上記念館蔵(浦上コレクション)
展覧会では、北斎作品を収集する著名コレクターの協力によって、代表作である『北斎漫画』『冨嶽三十六景』『富嶽百景』の全点、全図、全ページが用意。
さらに、フランスで開催された「北斎展」の会場デザインを手掛けた経験を持つ建築家の田根剛氏が会場を演出したり、アートディレクターの祖父江慎氏がグラフィックを担当したりと、北斎にゆかりのある人物らが展示会をサポートしている。
また、世界最高峰の文化財デジタルアーカイブ実績を誇る「凸版印刷」が、本展のために、和紙の繊維まで確認できるほど高精細なデジタル画像を用意したりと、北斎の作品をさまざまな角度から楽しめる展示会になっているようだ。
展覧会は7月22日~9月17日(予定)。
日本人にとっては、知らない人はいない作品の数々だが、意外に実物を見たことがあるという人は少ないのではないだろうか?
もし興味がある方は、この貴重な機会をお見逃しないように。
©葛飾北斎 『富嶽百景』二編 浦上満氏蔵
©建築家・田根剛氏によるデジタル展示プラン (イメージは構想段階のものです)
『生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」』
【会期】2021年7月22日(木)~9月17日(金)
【会場】東京ミッドタウン・ホール[ 東京ミッドタウン B1 ]
【休館日】8月10日(火)8月24日(火)9月7日(火)
【展示替え】前期:7/22(木)~8/9(月) 後期:8/11(水・祝)~9/17(金)
Top image: © 建築家・田根剛氏による『北斎漫画』展示プラン(イメージは構想段階のものです)