アメリカで、「キャリア・クッショニング」を始める人が増えている

テクノロジー業界などでレイオフが相次いだアメリカ。今後何が起こるか分からない状況が続くなか、万が一の事態に備えてキャリア・クッショニングを始める人が増えているらしい。

キャリア・クッショニングとは、経済状況や雇用市場などの変化が自身のキャリアに影響を及ぼす場合に備え、選択肢を広げておくために行動を起こすこと

具体例としては、自分のネットワーク(人脈)の確認やLinkedInプロフィールの更新、求人への応募などがあげられるという。

専門家によると、自分の仕事に不安を感じている人ほど積極的に行動を起こしているとのこと。キャリア・クッショニングには、自分のキャリアに対する不安を和らげる効果もあるようだ。

キャリア・クッショニングというトレンドはアメリカでの話ではあるが、日本でも終身雇用崩壊の話が出たり実質賃金のマイナスが続いたりなど、仕事やキャリアを見つめ直す必要がある状況になってきているだろう。

キャリア・クッショニングは、日本人も知っておくべきなのかもしれない。

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