ヴィーガン給食が増える?――アメリカの小学校
2017年、ニューヨークシティにある1200の公立学校で、ヴィーガン仕様の給食が選べるようになりました。この価値観に反対する人も多いことから、当時のアメリカではちょっとした話題に。
やはりポイントは「公立学校で」というところです。すべての子どもたちの健康を考えて導入されました。ちなみに、ニューヨークシティの3つの小学校では、同じような理由でベジタリアン給食に完全移行しています。
で、2019年はそんな健康や環境を意識したヴィーガンの年になると言われているんです。植物性食品でできた“肉”が人気を集めているなど、多角的な視点から世の中の流れを捉え、イギリスのエコノミストが発表。
そう予測する理由のひとつに、ロサンゼルス市でも教育機関が市内の小学校をはじめとした公立学校で、ヴィーガン給食の提供を予定していることを挙げています。
ま、マクドナルドもヴィーガンバーガーを売り出したくらいですからね。世界中で展開しているファストフードチェーン店が無視できないくらい“人口”が増えているわけです。
アメリカの小学校で始まったように、世界でもヴィーガン給食が増えるのは時間の問題なんでしょうね。
Reference: The year of the vegan / The Economist
Top image: © iStock.com/anakopa