自然災害に負けないコンテナ建築――韓国の小学校

ありとあらゆる使い方ができる点が評価されているコンテナ建築。これ、汎用性が高いんですよね。丈夫で耐久性があるのもポイントです。

世界中が注目するよりも少し前の2016年、韓国・大邱にはコンテナを利用した小学校「Dongcheon Elementary School」が建設されました。

より外観にこだわることもできるはずだったのにコンテナ建築を選んだ理由、それは自然災害です。

大邱の教育機関は、この小学校がある地域は自然災害に遭いやすいと危惧。地震などに耐えられるリノベーションをすることを決意。言い換えれば、子どもたちを守れる建築にしたかったということです。

そこで目を引いたのが、耐久性のあるコンテナでした。

再利用がしやすいので、コストを抑えられるという理由もあったかもしれません。いずれにせよ、子どもたちの安全を第一に考えられた韓国の小学校です。

Top image: © FooTToo/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。