国籍を持たない子どもが集う場所――マレーシアの小学校

ここで紹介する小学校があるのは、マレーシア。とは言ってもクアラルンプールなどがあるマレー半島ではなく、ボルネオ島北部のコタキナバルが属するサバ州に位置しています。「Etania Green School」という名前で、国籍を持たない子どもたちのための小学校です。

地理的にインドネシアからの不法移民が多く、彼らはマレーシア国民だと認められていないため、小学校に通うのが難しいのです。

でも、国境を越えたことに無関係な子どもが勉強できないのはおかしい。

そこで、誰もが勉強ができる場所を創りだすために、小学校を建設しました。協力したのは、ホームレスの人々を助けているNPO「billionBricks」とインドに拠点を置く建築事務所「Architecture BRIO」。ちなみに、大元のプロジェクトにはハーバード・ビジネス・スクールも関わっています。

小学校の真横に氾濫しやすい川もあることから、地上部分は水が通り抜けるような設計に。子どもたちは2階で勉強をします。これで安全は確保できるってわけです。

教育へのアクセスは平等であるべきだ。社会的地位なんて気にもかけない想いが伝わってくるマレーシアの小学校です。

他の記事を見る
コワーキングスペースのイメージが強いWeWork。2018年秋、ニューヨークシティのチェルシー地区に「WeGrow」という小学校を設立しました。
難民や移民の子どもたちが心の拠り所にできるように、イスラエルを拠点に活動するデザイナーと建築家たちが手を組み、小学校をリノベーションしました。
イギリスの「ロングウッド・プライマリー・アカデミー」という小学校は、敷地内に瞑想スペースを設置しました。
2016年、韓国・大邱にコンテナを利用した小学校が建設されました。
テキサス州の小学校の校長先生であるBelinda Georgeさんは、Facebookのライブ配信を使い、子どもたちに本の読み聞かせを行っています。途中、...
ロサンゼルスの学校がヴィーガン給食の提供を予定しています。
首都オタワや経済都市トロントなどを抱えるオンタリオ州が、平等を象徴するレインボーフラッグを掲げることを義務づけました。同州の小学校が対象です。
学園物の映画やドラマのシーンで必ず出てくるで学校のカフェテリア。食堂じゃなくて、カフェテリアって響きがいいんですよね〜。
情報格差をなくすように活動しているスタートアップ「OneWeb」が人工衛星を打ち上げました。世界中の子どもたちがお互いにコミュニケーションを取れる日がくる...
マレーシアのペナン・ジョージタウンにある高層ビル「コムタ」。ここで紹介するのは65階部分でおこなわれている、自信を超えるというのをコンセプトにした6つのア...
おもちゃのブロックみたいに積み重ねられているコンテナが目を引く、マレーシアのホテル「Padi Box」。船舶の上や海沿いに並べられているそれよりも、ヴィヴ...
マレーシア・クアラルンプールのショッピングモール「Fahrenheit 88」内に、8月末オープンした「セルフィー・ミュージアム」。インスタ映えを狙ったス...
この方法を試しているのは、小学校3年生に算数を教えているAlycia Zimmerman先生。計算を教えるための道具としてレゴを使っているそうです。とても...
マレーシアにあるアジア最大のハブ空港、クアラルンプール国際空港で食べるのは、南ア生まれのチキン料理、辛いけど絶品な「Nando’s(ナンドーズ)」のペリペ...
ベトナム・ハノイにあるアスレチックのような佇まいの「VAC Library」。図書館ですが、子どもたちが「サステイナビリティ」だとか「エコシステム」という...
アメリカのとある小学校では、毎朝ある歌をクラスのみんなで歌うことになっています。まずは動画を見てください。生徒たちもノリノリです。どうして小学校でラップを...
マレーシア・クアラルンプールの住宅街に一際目立つ家があります。コンクリートのファサードは鉢の役割も担っていて、40種類以上もの植物が植えられています。住人...
小学校のカリキュラムに「映画」が追加されたアルゼンチン。「VARIETY」によると、7つの州に限定されていますが、2016年の8月からプログラムはすでに開...
子ども用VRヘッドセット「BEYOND」はパノラマカメラと連携することで世界各地を“訪れる”ことができます。
世界で現在、爆発的な感染流行をみせているエボラ出血熱。その致死率も話題となっているが、既に悪名高いマラリアも、実はそれに劣らない危険な疫病だ。マラリアは主...