みんなが衛星インターネットでつながる――世界の小学校

ソフトバンクグループが出資して話題になったスタートアップ「OneWeb」。どんな場所からでも誰もがインターネットにアクセスできるように、たくさんの人工衛星を打ち上げようとしています。

彼らの使命は情報格差をなくすこと。

光ファイバーケーブルの設置が難しい地域でも、人工衛星を介したインターネット接続なら地理的影響を受けないってわけです。

そして、2月27日には最初の大きな一歩として人工衛星の打ち上げに成功。

その記念キャンペーンとして、ネット環境が整っていない6ヵ国(アメリカ・キルギスタン・ネパール・ルワンダ・エクアドル・ホンジュラス)の6つの学校が、それぞれ人工衛星に名前をつけました。

例えば、アラスカの小学校では、ホッキョクグマを意味する言葉を先住民族が話すイヌピアック語と英語とスペイン語でマッシュアップした、“Nanuq Polar Oso”という名前に。

もちろん、この6つの学校もインターネットでひとつに繋がる予定です。世界はどんどんフラットになっていきますね。

いつの日か、世界中の小学校に通う子どもたちがお互いにコミュニケーションをとれるようになるのかもしれません。

Top image: © iStock.com/NicoElNino
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。