「SpaceX」の人工衛星が大気圏に再突入。でもそれには理由が?

宇宙開発企業「SpaceX社」が、同社の展開する衛星インターネット「Starlink」が地球の大気圏に再突入する可能性があることを発表した。

公式声明によると、先日打ち上げた人工衛星49基が、打ち上げ時に磁気嵐の影響を受けて正常な軌道に乗らず、最大で40基が地球の大気圏に戻る可能性があるという。

しかし、これはすべて同社の計画のシナリオ通りであるとのこと。

「SpaceX社」は、以前より無駄なスペースデブリを軽減することに力を入れてきた。

今回の打ち上げに関して、「Starlink」は目的の軌道よりもまずは低い軌道に展開され、その後で正常な軌道へと上昇させる仕組みとなっている。

つまり、低い軌道の段階でシステムに不具合がある衛星は、その時点で地球へ再突入させることで消滅させ、無駄なスペースデブリを作り出さないように計画されているというのだ。

同社は声明において、「このような仕組みを実現するには、かなりのコストがかかるが、これは持続可能な宇宙環境を維持するために必要なことだと思います」と発表している。

次々に進む宇宙開発。地球に「環」を作らないためにも、持続可能な宇宙環境の構築を目指してほしい。

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