「Google」が贈る、未来の3D通話体験がすごい!
新型コロナウイルスの影響もあり、近年需要が高まっているオンライン通話。
さまざまなツールが開発されているが、“画面越し”に話すだけではやっぱり物足りない......と感じることもあるのではないだろうか。
そんななか、「Google」が開発しているのは、通話用の“3Dビデオブース”!
それも、ただの3D映像ではない。
© Google / Twitter
次世代のビデオ通信として各界から注目を集める「Project Starline」の試作品であるこちらは、鮮明で立体感があり、等身大で、さらに専用のメガネも必要としない革新的なリアルタイム3Dビデオブース。
これは、Googleが何年もかけて開発している3Dモデリング技術によるもの。1打以上のカメラが多角的に対象を捉え、それをもとにリアルタイムに3Dモデルを作成し映像にすることで、鮮明な3D映像ができあがるのだそう。
また、「ライトフィールドディスプレイ」いう、見る位置に応じて対象からの反射光を再現できる技術を開発したことで、眼鏡をかけずとも立体的でリアリティのある3D描写を可能にしたそうだ。
こうして出来上がったブースでは、通話相手が本当に“目の前にいるかのような感覚”を体験できるとのこと。
© Google / YouTube
実際に体験した人もかなり感動している様子。抜かりないクオリティはさすがGoogleといえるものだ。
日本でも体験できる日が待ちきれない......と言いたいところだが、こちらはまだプロトタイプで、組み立てるには膨大な金額がかかってしまいすぐには手に入れられないそう。
ただ、いずれはライトフィールドディスプレイの商品化も検討しているとのこと。販売は少し先かもしれないが、Googleのこれからの成果に期待だ。
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