「監査法人トーマツ」勤務の小田木さんは、今、仕事が楽しいらしい。
「今、仕事が楽しい」──。
心からそう感じて日々の仕事に取り組んでいる人は、この記事を読んでいる人のなかにどれくらいいるでしょうか?
「有限責任監査法人トーマツ」に勤務する小田木美保さん(31歳)は、これまでさまざまな仕事の壁にぶつりかり、悩んできた経験がありながらも、今はこう言えるそうです、「今、仕事が楽しいです」と。
その理由、知りたくないですか?
この記事を読めば、あなたの仕事とキャリア、そして人生を変えるきっかけに出会えるかもしれません。
「グロービス経営大学院」の卒業生・小田木さんの、過去と今、そして未来について──。
小田木美保さんは、こんな人
──まずは簡単に自己紹介をお願いします。
小田木美保さん(以下、小田木さん):小田木美保といいます。今は「有限責任監査法人トーマツ」という会社でコンサルタントをしております。
「リスクアドバイザリー事業本部」という部署に所属していて、 「ガバメント&パブリックサービシーズ」というユニットで、主に官公庁をお客様にコンサルティング業務をおこなっています。
──具体的なお仕事の中身は?
小田木さん:私は産業振興系の部門におりますので、官庁がスタートアップや中小企業をサポートする際の支援やアドバイスを実施するのが主な業務になります。
今の職場は二つ目で、昨年の10月まで7年半、茨城県庁で公務員をしておりました。県庁では異動を経験したんですが、ふたつ目の部署は企画立案・実行の仕事だったので、今の業務に近いといえるかもしれません。
──ユニークなご経歴ですね。ちなみにご趣味は?
小田木さん:食べて飲むことが好きなので、ランチタイムはオフィスのある丸の内で口コミサイトを見ながらおいしいお店探しに勤しんでいます。
好みの料理は、エスニック系の激辛料理です(笑)
社会人になって経験した
「仕事の壁」と「乗り越え方」
──茨城県庁には新卒で?
小田木さん:はい。県庁とか公務員と聞くと、きっと多くの方が事務職を思い浮かべるんじゃないかと思うんですが、私は技術職と呼ばれる理系の公務員で、化学職での採用でした。
公設試験場という研究施設で、工業系や食品系の企業さんの支援や検査などおこなうのが主な業務です。
──なるほど。すごく特殊な領域のように感じます。
小田木さん:大学では薬学を専攻していたんですが、社会人になって痛感しました、自分の専門性のなさに。
配属された部署のメンバーはそれぞれが非常に高い専門性を有していて、その特化した専門性や豊富な経験を活かして企業様の相談に乗るというスタイルでした。
専門性と属人性が強く、再現性が決して高いとはいえない業務で、自分はどう立ち回り、仕事に向き合えばいいのか、すごく迷っていた時期がありました。
当時受けていた育成の方法は、基本的にはOJT(On the Job Training/職場内訓練)。上司や先輩は丁寧にレクチャーしてくださいましたが、ひとり立ちできるまでにはすごく長い道のりだなって......。
──その後は?
小田木さん:入庁して3年目で配属が変わって、酒蔵さんの技術やマーケティングの支援を担当することになりました。
ここでも仕事の学び方はOJT。
「はじめての領域の仕事で、またゼロからスタートか......」なんて思っているときに、同じ部署に都内のベンチャー企業出身の方が入ってこられたんですが、その人の仕事ぶりに感銘を受けて、あるとき聞いてみたんです、「どうやって仕事の仕方を学んでいるんですか?」って。
そして教えてもらったんです、「グロービス経営大学院」の存在を。
すぐに水戸キャンパスで「体験クラス&説明会」に参加して、2ヵ月後には「クリティカル・シンキング」の講座を受けていました。
「グロービス経営大学院」での学びが
もたらした「変化」と「キャリア」
──そもそもビジネススクールなどへの興味、関心は?
小田木さん:......すみません、まったくありませんでした(笑)
──すぐに受講を決めたということは「体験クラス&説明会」がよほど衝撃的だったんですね。
小田木さん:「ビジネスについて学ぶ」なんて聞くと学校の授業のような風景を思い浮かべる人も少なくないかもしれませんが「グロービス経営大学院」の「体験クラス&説明会」で目にした風景は、そんなイメージとはまったく異なるものでした。
もちろん、教員の方がファシリテーションをするんですが、学生それぞれが考え、行動し、発信する自発的な学びの空気が溢れていました。
──「グロービス経営大学院」の授業で、小田木さんにとくに大きな影響を与えたものは?
小田木さん:「クリティカル・シンキング」、そして「パワーと影響力」という授業です。このふたつは、今の私、そしてこれからの私にかけがえのない学びをもたらしてくれたと感じています。
とくに「パワーと影響力」での学びは、転職も含めたその後の私のビジネスパーソンとしての歩みに欠かすことできないものです。
この授業で学べる具体的な内容としては、職場やチームにおける階級・レイヤーにおけるポジションパワー、個々人のキャラクターなどに起因するパーソナルパワー、そして人間同士の関係性を活かす......つまりは「他人の力を借りる」ことで生まれるリレーションパワーという3つの要素の理解や活用方法などが挙げられます。
実務家教員が自身の経験や心理学をもとに指導してくれる内容とクラスメートを交えたディスカッションからは実践性に富んだ学びを多く得ました。
現職の「有限会社監査法人トーマツ」のコンサルティング業務では、その学びをもとに、社内外の多くのステークホルダーを巻き込んで事業を推進することができています。
かつて、理系の技術職に就いていたころからは想像もできない自身の変化や進化は「グロービス経営大学院」での学びがあってこそと日々感じています。
「学び」が切り開く「未来」と
思い描く「夢」
──「グロービス経営大学院」で学んだことによって、ご自身に起きたもっとも大きな変化は?
小田木さん:そもそも「グロービス経営大学院」に通っていなければ、転職して今の仕事はできていないと思います。
それから人生における優先順位の変化ですね。
──優先順位とは?
小田木さん:公務員のころ、仕事の優先順位は決して高くはありませんでした。でも、今、仕事が楽しくて、人生における優先順位でいちばん高いのが仕事になりました。学びながら仕事も楽しんで頑張りつつ、今後は子育ても頑張りつつ。
──お子さんがおられるんですね。
小田木さん:はい、今......お腹のなかに。
世の中には出産や子育てでキャリアを諦める方も少なくないと思うのですが、「グロービス経営大学院」での学びは、目の前の仕事の壁を突破するだけでなく、生涯の役に立つ学びだと感じます。
私は自身のキャリアを諦めることなく、ひとりのビジネスパーソンとして今後も楽しく、自信をもって仕事をしていきたい──。
「グロービス経営大学院」とそこで得た学びは、そんな私のキャリアプラン、ライフプランをサポートしてくれる大切な存在です。
「グロービス経営大学院」
卒業生からのメッセージ
──では最後に「グロービス経営大学院」の卒業生としてメッセージとをお願いします。
小田木さん:よく聞かれるんです、「『グロービス経営大学院』って、どんなこと教えてくれるの?」って、「どんな教科書を使っているの?」って。
たしかに、実務家教員の方々の授業には多くの学びがあるのですが、課外活動などを通じてビジネスパーソンとしての振る舞いなどのソフトスキルが磨かれるのも大きな特徴だと感じます。
“学び”というと、どうしても堅苦しい印象を抱く人も少なくないとは思うんですが、まずはそのイメージを取り払うために「体験クラス&説明会」に参加してみてください。
「グロービス経営大学院」の学びが、みなさんの今後のキャリアと人生を変えてくれるはずです、今の私のように。
小田木さんも登場する
「グロービス経営大学院」の動画がローンチ
「グロービス経営大学院」の卒業生・小田木さんのインタビュー、いかがでしたか?
さまざまなビジネストピックやスキルを存分に盛り込んだケース(企業事例)やカリキュラムが満載。さらに、各界で活躍する現役の実務家教員や多様なクラスメートとともに学び、身に付けた実践力で目の前の壁を壊し、未来のキャリアを創造するサポートをしてくれる──。
今回、そんな「グロービス経営大学院」の学びの魅力を卒業生たちが語るスペシャルムービーがローンチされました。
「学ぶことの重要性は理解しているけれど、今一歩踏み出せないでいる」
そんな人は、ぜひチェックしてみてください。
「今、学びが楽しい。今、仕事が楽しい」──そう言えるヒントが見つかるかもしれません。