研究データやエビデンスをフル反映させた、ジェンダーレスなコスメブランド
性別に囚われないあらゆる人に向けたジェンダーレスコスメが、少しずつ世の中に浸透している昨今。またひとつ注目の新興ブランドが日本上陸を果たした。
アムステルダム発の美容・ライフスタイルブランド「UN CALLINER ZEEP(アンカリナーゼープ)」。
アンカリナーゼープが手がけるのは、研究データや確認作業、エビデンスを明確にしたうえで、安心・安全・サプライズを届けるパーソナルケアアイテム。企画開発はアムステルダムの研究所で、製造は技術力の高さからヨーロッパでの信頼が厚いという日本の工場でおこなっている。
2022年より銀座三越や大丸神戸店、アトレ恵比寿など日本各地でポップアップストアを開催、日本人ユーザーのニーズを的確に捉えた商品が好評で、今年5月には小田急新宿店(東京・新宿)と西宮阪急店(兵庫・西宮)に常設店を構えた。
どちらの店舗も内装デザインのテーマは「ダイバーシティ」だそうで、あえて“無機質感”を演出し、性別はもちろん年齢にも気にせず、誰もが気軽に立ち寄れるような空間を目指したという。
店頭に並ぶのは、お馴染みの「MARULA OIL(マルラオイル)」と「NANO DIAMOND(ナノダイヤモンド)」シリーズ。
マルラオイルとは、アフリカ南部に生息し「神の木」の通称で呼ばれるマルラの木の実から採れるオイルのこと。アフリカでは古来より多機能オイルとしてマッサージや赤ちゃんのスキンケアなどに愛用されていたんだそう。オレイン酸やリノレン酸をはじめ、ビタミンEやオメガ6、オメガ9など、美容・アンチエイジングに欠かせない成分が数多く配合されている。
ちなみに同ブランドのマルラオイルは、ナミビアの現地女性たちの手作業で収穫された種を搾って作られている。雇用創出や貧困軽減への心配りもきちんと配慮する姿勢に好感がもてる。
とくに力を入れているのがナノダイヤモンド。社内で研究・検証を重ねようやく誕生した新原料だそう。ダイヤモンドには、皮膚の角質層の凹凸までうるおい成分を届ける働きがあるそうで、肌の乾燥をおさえ、皮膚表面がうるおった状態を長く保持できるという。アイテムはハンドクリーム、化粧水、シャンプー、トリートメント、フェイスマスクなど。
研究データやエビデンスを反映させて完成する、新たなスキンケア。早い人はもう取り入れているかも?
『UN CALLINER ZEEP(アンカリナーゼープ)』