「下着の自由」を広げた、ジェンダーレスな新ブランド「Urbody」
「LGBTQ+」に対する理解が深まっている現代。その一方で、まだまだ窮屈に感じる社会が日本には存在する──。
特に性別を二元化にさせやすい“下着”に関して、依然として「LGBTQ+」向け商品の展開は少ない。
ここに紹介するのは、アメリカで新たに誕生した下着ブランド「Urbody」。自分らしく生きることを下着で後押ししてくれる。
©︎Urbody / Instagram
自己受容、セルフラブ、ジェンダーフリーダムを理念に持ち、ありのままの自分に自信を持ってほしいという思いから、2人の若き実業家がブランドを立ち上げた。
発起人であるMere Abrams氏は、ノンバイナリー・インフルエンサーとしてジェンダー問題に立ち向かってきた人物。長年の友人でシスジェンダーのファッション起業家Anna Grahamの知見がそこに加わり、性差を超えて自分らしくあるための下着が生まれた。
「男性用」「女性用」の区分だけでなく、デザインさえもジェンダーレスなところもいい。価格も$50(約5500円)前後と手に取りやすい。
©︎Urbody / Instagram
公式HPからは、商品購入はもちろん(海外配送にも対応)、ジェンダーフリーダムやセルフラブを促進するべく活動するアーティストへの募金活動も。下着とともに様々な角度からコミュニティ支援や、ひとりひとりが「自分を愛する」ことの大切さに、あらためて気づかせてくれる。
性別を極端に意識させることや、分けることで、カテゴリに属せないと苦しむ人がいる。誰もが生きやすく、自分らしくいられる、そんな社会実現に向けた「Urbody」。詳細はコチラから。
Top image: © iStock.com/Ada daSilva