オープンリー・ゲイのブティジェッジ米運輸長官が「親になる」と発表
2月の米大統領選に出馬した際に、LGBTQとしての境遇を踏まえた「とっておきのアドバイス」で9歳のザッカリーくんを勇気付けた、運輸長官のピート・ブティジェッジ氏。
このほど、自身のTwitterアカウントにて「私たちが親になったとお伝えできることを大変嬉しく思います」と発表し、多くの祝福の声が寄せられている。
© PeteButtigieg/Twitter
先月、「ワシントン・ポスト」が夫のチャステン氏におこなったインタビューによると、ふたりは養子を迎えるための手続きや子育てワークショップへの参加を、1年前から重ねてきていたそう。
そのほかにも、ベビー用品を買ったり、名前を相談したり、将来迎える子どもへのメッセージを考えたりと、養子縁組を心待ちにしていると語っていた。
土壇場で破談になってしまうこともあったようだが、ザッカリーくんへのアドバイスのひとつである「自分が何者かわかっていれば、どんな想定外が起きても自分らしくいられる」という考えがあったからこそ、ふたりはこの日まで支え合えたのかもしれない。
ゲイであることを公表している現役閣僚が、同性婚のその先の道を照らし出した、今回のツイート。誰を愛しても、どんな家族のカタチを選んでも、それぞれに道は開けていることを、全世界へあらためて知らしめる機会となりそうだ。
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