ニューヨークに「LGBTQ+博物館」が誕生

1969年6月「ストーンウォールの反乱」など、LGBTQ+の歴史にとって重要な運動の拠点となってきた米国の都市ニューヨーク

そんな街の歴史をアーカイブするべく、この度「The American LGBTQ+ Museum」の設立が決まった。

1907年設立の「ニューヨーク歴史協会」の拡張スペースに建設される予定の博物館は、LGBTQ+の歴史を紹介するだけでなく、当事者らを中心としたコミュニティスペースにもなる予定だ。

© lgbtq_museum/Instagram

ギャラリースペースでは、他のLGBTQ+機関と協力して、歴史にまつわる様々なコレクションが用意される。

展示では、同地で起きたLGBTQ+にまつわる社会運動が歴史と共に紹介されるほか、米国全土、そして世界中での発展に関しても学べる内容に仕上がる予定とのこと。美術館の新設にあたって、地元当事者コミュニティらも大きな歓迎と支援の姿勢を見せているようだ。

こうして、LGBTQ +の重要な歴史を半永久的に保存することは、間違いなく後世に残る大きな遺産になるだろう。

美術館の拡張設計は先日、委員会より満場一致で承認され、2024年までに完成する予定とのこと。

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