性別にとらわれない保育の実現へ、「お名前シール」をジェンダーニュートラルに!

保育から性別にとらわれることなく。そんなLGBTQ保育士がプロデュースする保育用品が登場した。

クラウドファンディングサイト「GoodMorning」にてプロジェクト公開中の「ジェンダーニュートラル・個人マークシール」だ。

©にじいろ保育の会

保育園において、子どもが自分のスペースや持ち物とわかるように帽子入れやロッカー、下駄箱に貼られるイラストシールの「個人マークシール」。

しかし、女子にはウサギ・リボン・ケーキ、男子にはライオン・消防車・カブトムシなど、無意識的に男女分けしてしまう傾向があり、男女の固定イメージ(ジェンダーバイアス)を子どもに与えてしまう側面がある。

そこで、多様性を考える保育士研究会「にじいろ保育の会」がSDGs世代の多様な子どもたちにマッチしたジェンダーバイアスを含むデザインを取り除いたデザインに刷新。商品開発第1弾として製作し、認可保育園を中心に無料提供するプロジェクトをスタート。

保育の“当たり前”を見直し、多様な子どもたちの個性やその背景を受けいれてあげられる環境を、この「個人マークシール」から変えていこうという試み。これからの社会、次代を担う子どもたちに向けた意義あるプロジェクトではないか。

『性別にとらわれない保育を!保育用品「ジェンダーニュートラル・個人マークシール」』
【プロジェクト期間】~3月14日(月)
【URL】https://camp-fire.jp/projects/view/522850
【目標金額】20万円

Top image: © にじいろ保育の会
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