【カタールW杯】グラウンドを「虹色」にするARフィルターがあったらしい【Proud Pitch】

先の「FIFAワールドカップ・カタール2022」では、日本代表の活躍やリオネル・メッシ悲願の優勝など、感動するようなシーンが満載だった。

その一方で、LGBTQ差別に意義を唱えるためカラフルな腕章を着用しようとした選手に禁止令が出されるなど、性的少数者を取り巻く問題もクローズアップされたのをご存じだろうか。

じつは、カタールにおけるLGBTQ差別を伝えるべく、デンマークのNGO「Copenhagen Pride」が「Proud Pitch」という施策を実施。

これ、Instagramを通じてグラウンドにレインボーフラッグを表示させる試みだったらしい。

© _theinspiration/Twitter

どうやら、Spark AR機能を使うとリアルタイムでグラウンドが虹色に変化したとのこと。まるで選手たちがレインボーのピッチで試合をしているように見えたらしい。

しかも、現地にいる人はもちろん、テレビで試合観戦をしている人にも対応していたんだそう。華々しい舞台の裏で問題視されたLGBTQ差別について、世界中の人に考えてもらうための取り組みだったというわけだ。

ちなみに、「Proud Pitch」の様子は以下の動画で紹介されている。虹色に彩られたグラウンドを、ぜひチェックしてみてほしい。

© Wyw Agency/YouTube
Top image: © iStock.com/MarioGuti
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。