アメリカ議会に「国立LGBTQ博物館」の構想が提出される
アメリカ下院議員435人のうち、自身がLGBTQを公表しているのは9人。そのなかの1人であるMark Pocan議員が、首都ワシントンD.C.に「国立LGBTQ博物館」の設立を求める法案を米議会に提出した。
アメリカの一部の州でLGBTQ保護が撤廃されているため、きちんと歴史や文化を記録し、しっかりとそれを発信することが最大の目的だという。
そして、Pocan議員は詳細なコメントを発表している。
特定の州がLGBTQ+の若年層やコミュニティに悪影響を与える法案を可決し、既にある権利を制約や廃止しようとするとき、私たちの集合的な過去を覚えておくことが重要です。
これらの物語を伝え、LGBTQ+コミュニティがこの国にもたらした多くの貢献を称え、ワシントンD.C.に博物館を建設しましょう。
この法案が成立し、近い将来、この博物館を訪れることを楽しみにしています。
アメリカ議会はどのような反応を示すのだろうか? 多様性と包括性を実現するためにも、ぜひ可決の方向に向かってほしいものだ。
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