公立学校「LGBTQ関連の話題は禁止!?」 どうなる?アメリカ教育現場

先月19日、アメリカのメディア「Voice of America English News」が「Battles Erupt Over Banning LGBTQ Topics From US Classrooms(アメリカの教室でLGBTQ関連トピックスの禁止を巡って論争が勃発)」という記事を公開した。

多様性の実現に役立つ情報が載っているため紹介したい。

話題は、フロリダ州が公立小学校中学校でLGBTQ関連トピックスのディスカッションを禁止したことから始まる。

セクシャルマイノリティを支援する団体は、このような取り決めはLGBTQの子どもたちを社会的孤立に追いやってしまう可能性があるとして、同州を非難。いじめや暴力につながるかもしれないと指摘している。

これに対して、同州の決定を支持する人たちは、教員たちを“性に関するトピックスを話さなければいけない状況”から守るためだとコメントしているという。

論争のポイントは、“あえて”LGBTQについて話すのかどうかという点。両者の声を把握しておけば、多様性を実現させることのハードルは少し下がるのではないだろうか?

ちなみに、アラバマ州とアリゾナ州、サウスカロライナ州、ユタ州も同様の措置を取っていたが、現在はすでに廃止の決定をしている。

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