【Z世代の旅の目的地】いま、「僻地旅」がアツい!
今夏、人気観光スポットはどこもかしこも人、ひと、ヒト……。これじゃせっかくのアフターコロナもゆっくり羽根を伸ばせない。
そう、旅自体を諦めてしまうのか、人混み覚悟で飛び込むのか。いえいえ、世界はまだまだ広いんですから。オーバーツーリズムとは無縁のあえて人里離れた“僻地”へと赴いてみてはいかがでしょう?
どうやら、世のZ世代はそういったディステネーションに心惹かれているようですよ。
王道を外しつつも
信頼できる旅行スポット
「アメリカン・エキスプレス・トラベル」が2023年に発表した、世界の旅行トレンドをまとめたレポートによれば、回答者のおよそ89%が「これまで訪れたことのない場所に旅行したい」と考えていることが判明しました。
万人を惹きつける世界的観光地は当然ながら魅力がある。でも、同時にオーバーツーリズムによる過密状態や物価高といったデメリットは避けようのない事実。とくにアフターコロナのこの時代においては。そういった背景からかZ世代を中心にいま、まだ見ぬ目的地へと人々の冒険心は動き始めたようでして。
今回、世界中のアメックスカード会員の旅行予約と、6000人の旅行コンサルタントの専門知識に基づきリストアップされた魅惑の目的地4つをご紹介!
そうそう、情報はあえて控えめにさせていただきます。だって、自分でリサーチしてこその旅じゃないですか。検索してさらに深掘りして旅情をかき立ててみてください。“王道”ではないかもしれない。でも、各所そこにしかない魅力がいっぱいですから。
01.
アデレートヒルズ
(オーストラリア)
美しい自然景観と豊かなワイン文化が根付く南オーストラリア州の州都。ブドウ園や果樹園、自然保護公園が多く点在しており、オーストラリア人にも人気の避暑地です。訪れた際には、絶品の白ワインがマストです。
02.
ボドルム
(トルコ)
エーゲ海に面したトルコ南西部のボドルム。人口約5万人の港町は「リトルイスタンブール」と呼ばれ、こぢんまりしたなかにも賑やかなナイトライフが魅力の土地。ビーチもあれば文化的遺跡も多く、朝から晩まで観光客を飽きさせません。
03.
ウダイプル
(インド)
パキスタンに程近いインド西部の都市ウダイプル。青く澄んだピチョラー湖を山々が取り囲むその土地は、かつてメーワール王朝の旧都でした。「ラール・マース」と呼ばれる唐辛子風味の羊肉カレーが有名です。
04.
セーシェル
(インド洋)
“インド洋の真珠”と形容されるセーシェル諸島は、種子島と変わらない面積ながら楽園のようなビーチが点在する穴場スポットです。周辺の島々を行き来することもできるため、長期滞在にはもってこいのリゾート地。人生が180度変わってしまいそうな透き通った海が魅力です。