海外旅行に消極的な日本人よ、「いま訪れるべき目的地」は〇〇だ!
日本にお住まいのみなさん、この夏の旅行の計画は万端? じつは、アジア・太平洋諸国のなかでも、日本人の旅行への意識はもっとも低いんだとか。
宿泊予約サイト「ブッキングドットコム」が実施した、「APAC(アジア太平洋地域)旅行態度指数」の調査によると、日本の回答者の旅への意欲は62%で、APACのなかで最低。
もっとも多く寄せられた理由が「病気への不安」、すなわち新型コロナウイルス感染への懸念。ほかにも、インバウンド旅行客を受け入れることについての抵抗も高く、 新型コロナに対して、良くも悪くも「アジアでいちばんの心配性」ということが言える結果に。
ちなみに、半数以上が旅先でのコロナへの不安を挙げた日本人とは対照的に、他国で懸念されているいちばんの理由は、「費用」にあった。
さて、そんな“心配性な”日本の人々にブッキングドットコムが提案するのは、「Breathe」という新プロジェクト。
これは、先の調査結果を踏まえ「密を避けて新鮮な空気の中で思い切り深呼吸できるような、自然に恵まれた場所を旅先として提案」する企画だ。
その第一弾として、過去にサマーシーズンの宿泊先として国内で検索された地域のランキングが公開が公開されている。
19・22年ともに1位は東京、2位は大阪。続く5位までの地域も京都や札幌といった主要都市や王道観光地が並んでいるのが分かる。
つまりこれらの地域を避けて旅先を選ぶことで、密を避けた安全な旅を楽しめるとも言えるのではないだろうか。。
一方、22年のランキングでは沖縄県の恩納村が9位にランクイン。19年は18位だったというから、コロナ禍を経て自然豊かなリゾート地へ注目が集まっていることが分かる。
大自然といえども、人気リゾート地は人が多く密になる可能性があるということ。より安全な旅先を見つけるために、今後「Breathe」プロジェクトで紹介される旅先候補に注目しておこう。