知ってるけど知らない……正式名称が分からないモノを集めた企画展がオモシロイ!
食パンの袋を留めるプラスチックのアレ、レストランなんかでカレーを頼んだときにルーが入っているアレ、ラーメンやそばの湯切りをするアレ……世の中には見たことはあるけど、名前は知らないものが案外多い。
そんな日常にありふれた名前が分からないモノたちを集めた体験型施設「名前のわからないもの展」が原宿にて8月28日(水)まで開催されている。
200個以上の正式名称が
分からないモノたちを展示
本イベントを手掛けたのは、あの「メルカリ」。
メルカリでは累計30億個以上の商品が出品されているものの、中には正式名称が知られていないがゆえに、適切な商品名が付けられずに検索しづらいものも多いのだそう。
この企画には、そんな「商品名さえ分かれば……」と思ってしまうものを市場に循環させたいという願いが込められているようだ。
施設内には200点以上の“名前が分からないモノたち”が並び、それらの正式名称や名前の由来、歴史などを知ることができる。
また、夏の開催ということで、お弁当なんかについている魚型の醤油差し「ランチャーム」を泳がせた、金魚すくいならぬ“ランチャームすくい”も開催。成功すると、オリジナル缶バッチが当たる巨大ガチャに挑戦する権利を得られるとのこと。
会期はもうすぐだが、自社のマーケットを盛り上げる為のユニークな取り組みとして注目したい。
では最後に、この記事の冒頭で出てきた名前が分からないモノたちの正式名称をご紹介。
・食パンの袋を留めるアレ……「バッグクロージャー(知名度39%)」
・カレールーを入れるアレ……「グレイビーボート(知名度22%)」
・麺の湯切りをするアレ……「てぼ(知名度16%)」
【名前のわからないもの展 概要】
開催日 :8月28日(水)まで
時間:12時~20時
場所 :UNKNOWN HARAJUKU(東京都渋谷区神宮前6-5-3)
アクセス
メトロ「明治神宮前」から徒歩6分
メトロ「表参道」から徒歩7分
JR「原宿」から徒歩8分
入場料 :無料
公式サイト