知らなかった!じつは雑菌だらけの10のモノ
身近なモノで、雑菌がもっとも多く汚いのは何だと思いますか? きっと多くの方が、「トイレの便器や床」と答えるかもしれません。ところが、私たちの身の回りには、じつはトイレよりも雑菌にまみれたものがたくさん…。
今回は、そんな驚愕の汚い10のモノを一挙公開!
01.
台所のスポンジ
家庭内でもっとも汚いといわれているのが、スポンジです。その雑菌レベルは便座の20万倍ともいわれ、スポンジの表面は2.5㎠あたり約1000万もの菌に汚染されているというデータも…。
さらに雑菌の他、カビや大腸菌、黄色ブドウ球菌なども繁殖する可能性があり、食中毒の原因になることも考えられるので注意が必要です。月に2~3回は新しいスポンジに交換するようにしましょう。
02.
まな板
まな板の上は、なんと便座の200倍もの菌がいるといわれています。 特に、肉も野菜も同じまな板を使っている人は要注意。肉は菌が繁殖しやすいので、別々に使うようにしましょう。
また、肉用は使用後よく洗浄するだけではなく、できれば漂白も行い、菌が繁殖しないようにすれば安心ですね。
03.
お金
紙幣1枚には、なんと平均2万6千もの細菌が付着しているのをご存知でしたか? さらには、食中毒菌の一種セレウス菌が付着していたお札や、付着したインフルエンザウイルスが最長17日間生き続けたというデータもあるほど、恐ろしいほど汚いのです。
04.
スマホ
ありとあらゆる場所や場面で使い、耳や顔に当てている時間も長いスマホ。こうした使用環境により、顔の皮脂や手の汚れ、置いた場所の菌などが付着することで、じつは相当な菌の温床に……。その細菌の数たるや、トイレの10倍以上。恐ろしいですね〜。
05.
水道の蛇口
結論から申しますと、お風呂場の蛇口は便座の約20倍、キッチンの蛇口は約40倍の細菌が繁殖しています。シンクを掃除する際は、蛇口も併せてピカピカにしてください。
06.
パソコンのキーボード
トイレの5倍もの菌が繁殖しているようですよ。熱を帯びやすいパソコン。どうやらその暖かい環境が菌にとっては好都合のようなのです。
特にノートパソコンのキーボードは細菌にとって、居心地バツグンの温度になりやすく、さらに手の皮脂と相まって増殖していく危険性がアップ。こまめに、クリーニング用のスプレーで掃除をしましょう。
07.
マットレス
ヒフ細胞の死骸、チリやダニの糞の影響で、その重さは10年で2倍になるといわれています。こまめに、掃除をしてください。
08.
ハンドバッグやポーチ
特に汚くしているつもりはなくても、刻一刻と菌は繁殖しています。特に化粧ポーチなどに、裸のままブラシ類を入れている方などは要注意。
09.
レストランのメニュー
レストランのメニューは多くの人たちが触れているモノでありながら、こまめにキレイにしているレストランはほとんどないでしょう。それゆえ、トイレの100倍以上、細菌が存在しているのですよ!
10.
カーペット
どこで何を踏んだかわからない足の裏が行ったり来たり。その上、食べ物のカス、ペットの毛、ほこりやダニの死骸が沈んでいたりして……。その汚さは、トイレの4000倍。
■医師からのアドバイス
身近に潜む汚いモノ。これらの細菌から身を守るためにも、手をキレイにすることが有効です。何かに触れた後は、石鹸やアルコール手指消毒剤を使って常に清潔にキープしておけるといいですね。
監修:Doctors Me医師
コンテンツ提供元:Doctors Me