「無印良品」のこだわり……その裏側を“体感”する企画展

無印良品銀座店内に設けられた「ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2」にて、同ブランドの衣類品作りを体感できる企画展『無印良品のきほん服』が開催される。

衣類品に詰まったこだわり
その裏側を“体験”できる企画展

ものづくりにおいて、素材の選択・工程の点検・包装の簡略化の3つの視点を守りながら、商品だけでなくサービスや活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指す良品計画。

シャツにしてもデニムにしても、時代に合わせてすこしずつアップデートを続け、シンプルながら着回しの効く使いやすいアイテムが揃うのはご存知の通り。その根底にあるのは、「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感を目指したものづくりに他ならない。

では、「これでいい」の「で」のレベルを同社はどのように引き上げるべく、チャレンジを続けてきたのだろう?

©株式会社良品計画

『無印良品のきほん服』展では、こだわりの衣類品を「クラフトマンシップ」「着心地」「丈夫・長く着る」の3つのテーマに分けて展示する。

「クラフトマンシップ」をテーマにしたGallery1では、ブロードシャツ、デニム、靴下の3アイテムのこだわりを映像とともに見て、触って、体感できるような展示が並ぶ。Gallery2は「着心地」をテーマに、ブロードシャツの空気をまとったような着心地の良さや動きやすさなどを視覚的に表現したインスタレーションを展示。そして「丈夫・長く着る」については、会場内の煉瓦の壁面を展示スペースに。

ブロードシャツやボーダーTシャツ、チノパンツなどの経年変化する衣類品を、3段階の“着馴れ具合”に分けて展示することで、長年身につけ愛着を持つことを日常着の要素のひとつとして提案する。

企画展開催に合わせて銀座店2、3階の衣料品フロアにも展示と連動したスペースを設け、売場と企画展が一体となった空間構成をおこなっていくそうだ。

『「無印良品のきほん服」展』

【会期】2024年9月6日(金)〜9月23日(月)
【営業時間】11:00〜21:00
【会場】無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 
【料金】入場無料
【ATELIER MUJI 公式サイト】https://atelier.muji.com/jp/

※休館は店舗に準ずる。会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部が観覧できない場合あり

Top image: © 株式会社良品計画
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