すべてのゲーマーに捧ぐ!ゲーム機の熱でピザを保温する「スリーブ」
集中してゲームを楽しんでいると、ついつい食事がおろそかになってしまう。そんな経験を持つ人は少なくないだろう。とくにデリバリーで注文したピザなどは、冷めてしまうと美味しさ半減。悩ましいところだ。
だが、もしゲーム機の熱でピザを温かいままキープできるとしたら……? そんなゲーマーの夢を実現するアイテムを、あの「ピザハット」が開発したらしい(笑)
それって、アリ!?
ゲーム機の熱でピザを保温
カナダの「ピザハット」が先月発表した「PIZZA WRMR™」。これは、ゲーム機の排熱を利用してピザを保温できる、ゲーム機専用の保温スリーブだ。リリースによれば、開発には科学的知見をもつ工業デザイナーも携わっており、その性能はお墨付きとのこと。ゲーム機の稼働中に発生する熱を効率的に利用することで、ピザを常に最適な温度に保つことを可能にしたらしい。
自作設計図も公開!?
ピザハットの狙いはどこに
さらに驚くべきは、ピザハットカナダの太っ腹な取り組みだ。なんと、この「PIZZA WRMR™」のデザインは、著作権を保持しているにもかかわらず、一般公開するという。つまり、世界中のゲーマーが、3Dプリンターを使って“究極のピザウォーマー”を自作できるようになる。
同社は今回の発表に際し、「ピザハットは、ピザの分野だけにとどまらない、真のイノベーターであることに誇りを持っている」「私たちのブランドは、忘れられない創造性の精神を体現しており、日々の経験を変えるシンプルでありながらインパクトのある方法を見出している」とコメント。食品業界の枠を超え、ゲーム業界にも進出する姿勢を鮮明にした。
「食」と「エンタメ」の融合
さらに加速する?
近年、ゲーム実況やeスポーツの普及により、ゲームは単なる娯楽を超え、新たな文化として確立しつつある。今回のピザハットの取り組みは、こうしたトレンドをいち早く捉え、「食」と「エンタメ」を融合させることで、新たな顧客体験を創造しようという試みと言えるだろう。
「PIZZA WRMR™」をきっかけに、ゲーム業界と異業種によるコラボレーションがさらに活発化するかもしれない。今後の動向に注目だ。
👀GenZ's Eye👀
大真面目にふざけるこういうノリ、Z世代大好きです。ピザを置くことで放熱の邪魔になるのでは?とか考えるのは、野暮なんでしょうね。こういう開発がオープンソースになっていくのは特にエンタメやゲーム業界に多い、最近特有の流れだと感じます。