【ビームス】メタバース「ZEPETO」で2周年記念アイテム発表
近年、メタバースへの注目度が高まり、アパレル業界も新たな潮流に巻き込まれつつある。リアル店舗での販売が中心であった従来のビジネスモデルは、デジタル空間でも通用するのだろうか?
そんな疑問をよそに、老舗セレクトショップ「ビームス」は、いち早くメタバースプラットフォーム「ZEPETO」に進出し、独自の挑戦を始めている。
4億人が熱狂する「ZEPETO」とは?
「ZEPETO」は、全世界で4億人以上のユーザーを抱えるアジア最大規模のメタバースプラットフォーム。ユーザーは思い思いのアバターを作成し、仮想空間でのコミュニケーションやゲーム、ショッピングなどを楽しむことができる。
ビームスによると、2023年2月に「ZEPETO」上に公式モデル「AM(アム)」を起用し、デジタルファッションの可能性を探ってきたという。
バーチャル空間で個性を演出する
デジタルファッションの可能性
そして今回、ビームスはAMの登場2周年を記念したデジタルファッションアイテムのコレクションを発表した。
注目すべきは、人気クリエイターSASAKIとのコラボレーションだろう。クールなテイストでありながらも可愛らしさを表現したレザーブルゾンなど、ビームスらしいエッジの効いたアイテムが揃う。ビームスは、「ZEPETO」公式モデルAMを通じてユーザーと共に楽しみながら、ビームスならではのバーチャルファッションを提案していくという。

ストリート系を中心にトレンド感のあるアイテム制作を得意としており、そのリアルな質感と細かなディテールが唯一無二な存在感を放っているアイテムクリエイターです。『ZEPETO』では〈SASAKI〉と〈RYUISM〉というオリジナルブランドを展開中。

デジタルファッションは
新たな自己表現ツールとなるか?
ビームスの挑戦は、単なるデジタル上のイベントとして片付けることはできない。それは、リアルとデジタルをシームレスにつなぐ、未来のファッションの形を示唆していると言えるだろう。
デジタル空間では、現実世界の制約を超えた、より自由なファッションを楽しむことができる。高価なブランド品も、デジタルであれば気軽に試着し、自分に似合うかどうかを確認することが可能。また、サステナビリティの観点からも、デジタルファッションは注目されている。大量生産・廃棄問題を抱えるアパレル業界にとって、デジタルファッションは環境負荷を低減する新たな選択肢となり得る。
ビームスの取り組みは、アパレル業界の未来を占ううえでも、重要な試金石となるだろう。デジタルファッションは、今後ますます私たちの身近なものになっていくに違いない。
