森美術館の20周年記念展に新素材「PlaX」を採用した公式Tシャツが登場
森美術館開館20周年記念展『私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために』が、2024年3月31日(日)まで開催中だ。
この公式グッズとなる現代美術家の保良雄(やすらたけし)デザインのTシャツに、マテリアルクリエイションカンパニー「Bioworks株式会社」が開発する植物由来でカーボンニュートラルな新素材「PlaX」が採用された。
完成したビッグシルエットのTシャツは、「PlaX」50%と綿50%の接結生地という仕様。バックには保良氏のデザインがプリントされ、同氏のテクノロジー、生物、無生物、人間を縦軸ではなく横軸で捉える世界観が展開された仕上がり。
また、新素材の採用により、デザイン性や環境への配慮だけではなく、素材が持つ乳酸の力による抗菌消臭、吸水速乾性などの機能性も持ち合わせた一着となっている。
開催されている『私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために』のテーマは、「環境危機への問いかけ、現代アートは何ができるのか?」というもの。世界16ヵ国から34人のアーティストが参加し、作品意図や使われる素材、制作過程などを読み解き、来場者がともに未来の可能性を考える企画展。
同展では、輸送を最小限に資源を再生利用した展示制作をするなど、運営においても環境への配慮を重視したとのこと。
その公式Tシャツにエコロジカルかつ着心地のいい素材を探していたなか、多くのアパレルブランドでも採用されるサトウキビ由来で生分解性を有したカーボンニュートラルな新素材「PlaX」に、白羽の矢が立ったというわけだ。
『森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」』
【会期】~2024年3月31日(日)※会期中無休
【開館時間】10:00~22:00
※火曜日のみ17:00まで
※ただし2023年10月26日(木)は17:00まで、2024年1月2日(火)、3月19日(火)は22:00まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
【会場】森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F)
【森美術館WEBサイト】www.mori.art.museum◆公式Tシャツ
【販売価格】8800円(税込)
【販売場所】森美術館 ショップ 53(六本木ヒルズ森タワー53階 森美術館内)