日本発、革新的スマートリング「SOXAI RING 1.1」。AIアドバイス新搭載で睡眠・体調管理をアップデート
指先に装着するだけで、日々の健康状態を精緻に捉える。そんな未来的な健康管理を現実のものとした日本発のデバイスが、新たな進化を遂げて私たちの日常に浸透しようとしている。
株式会社SOXAIが開発する健康管理用スマートリング、『SOXAI RING 1.1』が2025年5月28日より一般販売を開始した。この小さな指輪が、私たちのライフスタイルと健康への意識を根底から変えるかもしれない。
指先で捉える生命の微細なサイン
『SOXAI RING』は、バイタルセンシング機能を搭載したスマートリングとしては日本初の製品。
幅7.6mm、厚み2.5mmという超小型サイズながら、心拍数や心拍変動、血中酸素レベル(SpO2)、体表面温度、活動量といった重要なバイタルデータを、装着者に負担をかけることなく高精度で測定する。
取得されたデータは独自のアルゴリズムによって分析され、睡眠、活動、ストレスといった指標がモバイルアプリ上で分かりやすくスコア化される。
これにより、ユーザーは自身の身体の状態を直感的に把握し、パーソナライズされた生活習慣の改善へと繋げることができる。
AIと睡眠科学が導く本質的なコンディション把握
SOXAI RINGの真価は、アプリケーションの大幅なアップデートにある。
まず、スコアを算出するロジックが大きく改善された。睡眠スコアは、最新の睡眠学の知見を取り入れ、評価項目を7つに拡張。より本質的な睡眠の質を評価できるようになり、ユーザーが改善に取り組みやすい設計になった。体調スコアも、過去からの連続的なデータを参照することで、より正確な状態把握を実現している。
さらに、新たに搭載されたのが「AIアドバイス」機能だ。
算出された各種スコアに応じて、AIがパーソナライズされた改善策を提案。まるで身近なコンディショントレーナーのように、スコアの解釈から具体的なアクションまでを導いてくれる。
アスリートも認める信頼性と日常への広がり
このリングの信頼性は、国内の権威との連携によっても裏付けられている。
日本睡眠学会の副理事長や睡眠時無呼吸症候群治療の第一人者といった専門家が監修やアドバイザーとして参画。
アカデミックな知見が製品開発に活かされている。その結果、直近2年間におけるスマートリング関連アプリの国内ダウンロード数でNo.1を獲得するまでに成長した。
その実力は、プロアスリートの世界でも認められている。2022年サッカーW杯日本代表ゴールキーパーの権田修一選手は、製品を愛用する一人。
「主観的な自分の感覚だけでなく、客観的なデータで補ってくれるから、とてもコンディション管理しやすくなりました」とコメントを寄せている。彼のパフォーマンスを支えるツールの一つとなっているようだ。

テクノロジーが拓く健康の新たな地平
SOXAIは、公式オンラインストアやAmazonに加え、ビックカメラやヨドバシカメラといった大手家電量販店、さらには全国のドコモショップへと販路を拡大。
より多くの人々がこのテクノロジーに触れる機会を創出している。「テクノロジーで世界中の人々のQoL向上に貢献」というミッションを掲げる同社。
この小さなリングは、健康管理を特別な行為から日常の習慣へと変え、人々がより質の高い生活を送るための、静かで力強いパートナーとなるだろう。






