メンケアの選択肢が多すぎてどれが良いか分からない→対話から最適なケアをAIが提案
AIに悩みを話すだけで、自分に合った次の一歩が見つかるかもしれない。
AIメンタルパートナーアプリ『アウェアファイ』が、ユーザーとの対話から最適なセルフケアを提案する機能を搭載し、単なる悩み相談の相手から一歩進んだ存在へと進化を遂げた。
対話から最適なケアをAIが提案
株式会社Awarefyが運営する『アウェアファイ』は、認知行動療法など心理学の知見に基づいた200種類ものセルフケアソリューションを提供してきた。
その選択肢の豊富さが特長である一方、ユーザーからは「どれを選べばいいか迷う」という声も寄せられていたという。
今回のアップデートは、この課題を解決するためのもの。アプリ内のAIキャラクター「ファイさん」に悩みを話すだけで、対話の文脈やユーザーの状態をAIが読み取り、膨大な選択肢の中から最適なセルフケアをタイミングよく提案してくれるようになった。
これにより、ユーザーは迷うことなく、自然な流れで自分に必要なケアへとたどり着けるようになるかもしれない。


心理学とAI技術が支える「傾聴・マッチング・提案」
精度の高い提案を可能にしているのは、心理学の専門知識とAI技術の融合だ。
アウェアファイのAIは、まずユーザーの言葉をじっくりと受け止める「傾聴」に徹するよう設計されている。
その対話を通じて心の状態や思考パターンを読み取り、200種以上のセルフケアから最適なものを「マッチング」。
そして、対話の流れを妨げない自然なタイミングで、専門家が監修した安心できるケアを「提案」するのだ。

この一連の流れにより、ユーザーは「気づき」から「実践」までをスムーズに進めることができ、アプリは単なる悩み相談の相手から、自己変容を後押しするパートナーへと進化を遂げたそう。
4つのAIエージェントが連携
この自然なレコメンド体験の裏側では、4つの異なる役割を持つAIエージェントが連携して動作しているという、独自のアーキテクチャが採用されている。
まず「対話AI」がユーザーとの会話を担当。その内容を「管理AI」が常に監視し、心理士が設計したルールに基づいて提案のタイミングを判断する。提案が必要と判断されると、「検索AI」が対話内容を要約し、RAG(検索拡張生成)と呼ばれる技術を用いて、独自の心理ソリューションデータベースから最適な候補を検索。最後に「提案AI」が、検索結果をもとに自然なレコメンド文を生成し、会話を途切れさせずにユーザーへ届ける仕組みだ。
この緻密な連携が、精度の高いマッチングを実現しているのだそう。

今後も同社は、AIと心理学をかけあわせたメンタルヘルスケアの新たな可能性に挑戦していくとのこと。AIと共に歩むメンタルケアが、私たちの日常をより豊かにする日も近いのかもしれない。

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