バンダイの「ガシャポン」が世界売上でギネス記録達成。年間出荷のカプセルは地球の高さに匹敵…?
株式会社バンダイが展開するカプセルトイブランドが、大きな記録を打ち立てたようだ。
おなじみの「ガシャポン®」が、2024年度の年間売上実績において「最大のカプセルトイブランド」としてギネス世界記録™に認定されたという。
その年間商品出荷数は2.2億個を超え、カプセルを積み上げると地球とほぼ同じ高さに達する計算になるらしい。

世界が認めたカプセルトイブランドの規模
今回『ガシャポン®』が認定されたのは、「最大のカプセルトイブランド(2024年度 年間売上)」という記録。バンダイは国内カプセルトイ市場の約57%のシェアを占め、市場を牽引する存在として知られている。
その背景には、毎月120種類以上という圧倒的な商品数があるようだ。
キャラクターなどのIP展開やオリジナルシリーズを多彩な仕様で商品化し、消費者のニーズに応え続けてきた。自社で自動販売機などのインフラ開発まで手掛けている点も、その展開力を支えているのかもしれない。
ギネス世界記録™ 認定内容
「最大のカプセルトイブランド(2024年度 年間売上)」
・英語記録名:Largest capsule toy brand - current(FY2024 Annual sales)

「ガシャポンの日」を記念した多彩な企画
このギネス世界記録™認定を記念して、8月8日の「ガシャポン®の日」に合わせた各種キャンペーンが実施された。
バンダイナムコ Cross Storeの東京店と博多店では、2025年8月1日から31日までの期間、8月発売の新商品約150種類を壁一面に貼り付けた巨大な展示が登場。
また、全国のガシャポンバンダイオフィシャルショップでは、8月1日より記念キャンペーンを開始。店舗スタッフに合言葉「ガシャポン世界一おめでとう!」を伝えると、「ガシャポン®ミニポーチ」がもらえる企画が用意されているとのこと(景品なくなり次第終了)。
さらに、同日からはガシャポン自販機やカプセルをモチーフにした「めじるしアクセサリー ガシャポン」や「ガシャプラQ ガシャポンステーション」といった新商品5種の先行販売も行われる。
限定商品や関連グッズも続々登場
全国のバンダイナムコオフィシャルショップ限定で、「HGドラゴンボール」シリーズのメタリック塗装を施した特別仕様バージョンも販売される。
加えて、本物の自販機を約1/3スケールで再現した「バンダイ公式 ガシャポンマシンジョイ」や、人気の「ガシャポンショルダーバッグ」の再販売など、関連グッズの展開も活発だ。
1977年の市場参入から約43.7億個を売り上げ、今や世界17の国と地域に専門店を展開するガシャポン。その勢いは今後も続きそうだ。






