「移動型サウナバス」サバスの3号車が完成。静岡茶がテーマの茶畑サウナ

移動型サウナバス『サバス』を展開する株式会社リバースは、サウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携し、3号車となる新たなサウナバスを製作したことを発表した。

今回は静岡鉄道株式会社が地域パートナーとして運営を担い、静岡の名産である「お茶」がテーマとなっている。

『サバス』3号車は、静岡鉄道が運行していた路線バスの車両を改造して製作された。

これまでの1号車、2号車がバスのモチーフを色濃く残していたのに対し、3号車は静岡茶をテーマにしたデザインが特徴。

サウナ室は茶畑をイメージした段々畑のような座席配置で、座るだけでなく横になってくつろぐことも可能。

これにより、富士山をはじめとする静岡ならではの風景を眺めながらサウナ体験ができるという。

スノコ部分には静岡県産の木材を使用するなど、地域資源の活用も図られている。外装は、静鉄バスの復刻デザインをサバス仕様にアレンジしたものが採用された。

サバス事業はこれまで、リバースとサウナイキタイが共同で運営してきたが、3号車を機に「地域パートナー」展開を開始。

その第一弾として、静岡鉄道が運営を担う。

静岡鉄道は、2024年2月に設立された一般社団法人静岡サウナ協議会にも参画しており、サウナを通じた地域活性化を目指している。今後は、自社グループのネットワークや企画力を活かし、静岡県を中心にサバス3号車を展開していく計画だ。

リバースは、今後も地域に根ざした鉄道会社やバス会社と連携し、「ご当地サバス」の展開を進めていきたい考えを示している。

サバス3号車の運営開始は2025年9月1日を予定。

それに先立ち、9月13日には御殿場プレミアム・アウトレットにて、お披露目イベントとなる「サバス誕蒸祭」が開催される。

このイベントでは、サバス3号車に加え、テントサウナやコンテナサウナといった様々なアウトドアサウナを体験できるとのこと。

また、沼津みかんやお茶を使ったロウリュ体験、サウナところてんの試食なども用意されているようだ。

サバスは、バスならではの「自走可能」かつ「大型スペース」という利点を活かし、サウナに限らず、託児所やキッチンなど、様々な移動型サービスへの展開を通じて、地域活性や社会課題の解決を目指していくという。

【「サバス」3号車 概要】

•名称：移動型サウナバス「SABUS（サバス）」3号車

•特長：

-静岡茶をモチーフにしたデザイン

-茶畑のような段々の座席構造

-静岡県産木材を使用したスノコ

-寝転がりながら絶景が楽しめるサウナ体験

-外装は、「静鉄バス」の復刻デザインを採用し、サバス仕様にアレンジ

•運営開始日：2025月9月１日（予定）

•運営会社：静岡鉄道株式会社

◾️9月以降のサバスに関するイベント詳細について

9月13日(土)、日本最大級のアウトレット「御殿場プレミアム・アウトレット」にて、「サバス誕蒸祭」を開催します。天気が良ければ富士山も眺望可能なエリアで、特別なサウナ体験をお楽しみいただけます。

日　程：2025 年9月13日(土)
時　間：9時30分〜17時30分（各回1時間半の定員制）
金　額：1名4,400円（税込）
場　所：御殿場プレミアム・アウトレットEast Zone特設会場

　　　　御殿場市深沢1312
内　容：サバス3号車、テントサウナ・コンテナサウナなどのアウトドアサウナ体験
　　　　沼津みかん・お茶ロウリュ体験、サウナところてん試食
　　　　アウトレット内温泉施設「木の花の湯」割引特典
申　込：Peatix より申込
主　催：一般社団法人静岡サウナ協議会