味わうたびに学習する“AIバリスタへ”。フリーコーヒーが『AIフリーコーヒー』に社名変更

カフェのサブスクリプションサービスを展開するフリーコーヒーが、2025年10月23日付で社名を「AIフリーコーヒー」に変更し、新たにカフェブランド「F COFFEE」を展開すると発表した。

「次の一杯を賢くアップデートする“AIバリスタ”」をビジョンに掲げ、パーソナライズされたコーヒー体験の提供を目指すという。

AIが学習し、次の一杯を最適化

AIフリーコーヒーが目指すのは、味わうたびにAIが学習し、次の一杯をより自分好みに進化させていくという、これまでにないコーヒー体験。

独自のAIシステムが、ユーザーが評価した味わいの感覚を数値化して学習。
そのデータを基に、「余韻」「酸味」「苦味」「甘味」「アロマ」といった要素を最適化する。

さらに、時間帯や天気、ユーザーの感情や体調なども加味し、豆の挽き具合や抽出時間、温度などを自動調整することで、その瞬間に最も美味しいと感じる一杯を提供するとのこと。

© AIフリーコーヒー株式会社

サブスクサービスとSDGsへの貢献

AIフリーコーヒーは、現在、月額680円から毎日1杯のコーヒーが無料になるカフェサブスクリプションサービスを提供している。

独自開発のコーヒーマシンや完全キャッシュレス化により、低コストでの運営を実現。

また、タンブラーの利用を推奨することで、SDGsへの貢献も意識しているという。

今後は、全国に「F COFFEEステーション」の設置を進めると共に、AIを活用したパーソナライズ体験をさらに進化させていくとしている。

Top image: © AIフリーコーヒー株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。