かぜ薬のルルが銀座線でトレインジャックを実施、薬が使われない冬を願うメッセージを掲出へ
第一三共ヘルスケア株式会社は、東京メトロ銀座線において総合かぜ薬『ルル』のトレインジャック広告を展開。
期間は2025年11月17日から11月30日までを予定しており、薬を販売する企業があえて「薬がつかわれないための広告」を掲げるという逆説的な企画が実施されるようだ。
予防意識を高めるための車内ジャック企画
この企画は「ルルが広告したいもの」と題され、銀座線1000系特別仕様車であるレトロライナーの車内をジャックして行われるらしい。
「出番のない冬がいちばんうれしい」という想いのもと、身近な“からだを守る味方たち”をならべているとのこと。
監修にはハピコワクリニック五反田の統括院長である岸本久美子氏を迎え、日常の中で実践可能な健康管理のポイントを紹介するようだ。
かぜ薬という対処療法の商品を扱いながら、生活者が健やかに過ごせるよう予防を呼びかける姿勢が特徴的といえるだろう。


11月から12月にかけて急増する患者数
今回の広告展開にあたり、同社は全国の20代から60代の男女500名を対象とした「かぜに関する実態調査」を実施したという。
その結果によると、一年の中で前月と比較して最もかぜをひく人が増える時期は、11月から12月にかけてであることが判明したそうだ。
最もかぜをひきやすい月としては2月という回答が多かったものの、急激な増加が見られるのは冬の入り口であるこの時期らしい。
また、かぜをひいた際に仕事や学校を「休まない」と回答した人が約6割に上るなど、無理をして活動を続ける現代人の実情も明らかになった。


多忙な現代人に寄り添う常備薬のあり方
監修を務めたハピコワクリニック五反田 統括院長の岸本氏のコメントによると、多忙さゆえに休養を取れない人々にとって、日頃の予防習慣を取り入れることが重要だという。
その上で、いざという時の備えとしてかぜ薬を常備しておくことは、寒く忙しい時期の精神的な支えになるかもしれないとしている。
第一三共ヘルスケアは、このプロジェクトを通じて家庭の常備薬としての役割を再確認するとともに、人々の健康な生活に貢献する意図があるようだ。


「ルル 銀座線 トレインジャック広告」詳細
<東京メトロ 銀座線レトロライナー トレインジャック 運行概要>
・掲出期間:11月17日(月)~11月30日(日)
・掲出場所:東京メトロ銀座線 2編成 (全40編成中)
※駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
※運行期間は予定であり、予告なく変更・中止となる場合がございます。
※運行期間中であっても運休となる場合がございます。
※最終日は撤去作業を行うため、運行を行わない場合がございます。
※広告をご覧になる場合は周囲の安全への配慮をお願いいたします。






