薬の代わりに「野菜とフルーツ」を処方する病院が話題に

健康な体は健康な食事から。を本格的に病院の対応として取り入れている医師が話題になっています。なんと、野菜やフルーツを薬の代わりに処方し始めたのだというから驚き。

世界中のニュースを取り扱うwebサイト「WorldTruth.TV」の記事によれば、ヒューストンにあるメモリアルハーマン・メモリアルシティーメディカルセンターの院長で、先進医療にも明るいドクター、Garth Davis氏が肥満治療の一環として病院内にオーガニックな野菜とフルーツを購入できる販売所を作ってしまったそう。すでに利用者にもいい効果が見られているようです。


Reference:Twitter 

病院内に出来た
オーガニック野菜販売所

「よくなってもらうための処方箋として、健康的な食の知識を教えない手はありません。新鮮な野菜やフルーツはすぐに手に入りますし」

そう語る彼とパートナーを組んでいるのは、地元のオーガニック野菜を扱う生協団体「Rawfully Organic Co-op」の創設者であるKristina Carrillo-Bucaram氏。彼女からはこんなコメントが。

「ドクターも私も、食物繊維が豊富で新鮮な生のオーガニック野菜や熟したカラフルな食べ物をもっと日常的に取り入れるべきだと考えています」

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突然、野菜の販売所が病院内にオープンし、もちろん困惑する人もいるようです。患者を案内するRenee Garrett氏曰く、「Farmacy」と名のついたこの販売所を紹介すると「Pharmacy(薬局)の間違いでしょう?」とスペルミスを指摘されるそう。

毎週水曜日にオープンする販売所では、10ドルで新鮮な野菜とフルーツの詰まったボックスを購入できます。まだオープンしたばかりなのでその効果がどれほどかを見極めるには時間がかかりそうですが、肥満治療の処置として食生活の改善を計るという意味では確かに効果が見込めるのかもしれませんね。

Licensed material used with permission byWorldTruth.TV

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