【アメリカ】薬局で「中絶薬」の販売が可能になるらしい
アメリカでは、薬局で中絶薬を購入できるようになるらしい——。
「FDA(アメリカ食品医薬品局)」によると、中絶が認められている州にある認定を受けた薬局で、「Mifepristone(ミフェプリストン)」という中絶薬の販売が可能になるとのこと。購入にあたり、処方箋と同意書が必要になるそうだ。
この背景には、中絶薬に対する需要の高まりがあるという。
昨年6月に「連邦最高裁判所」が「女性の人工中絶権を認める判例(ロー対ウェイド判決)」を破棄して以降、中絶薬を必要とする声が大きくなっていたようだ。
今回の決定は、中絶薬を必要としていた人にとっては朗報だろう。一方で、中絶反対団体からは「バイデン政権は中絶ビジネスを重要視し、女性の安全や子どもの命は軽視している」と批判が出ている。
いったい、中絶を巡る問題はこの先どこへ向かっていくのだろうか——。
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