飲めるアロマオイルを使用したノンアルジントニックが12月5日より提供開始、HUGEとアットアロマが共同開発
株式会社HUGEとアットアロマ株式会社は、共同開発したノンアルコールカクテル『“飲める”アロマオイル 0%ジントニック』を、12月5日より12店舗のレストランで提供開始すると発表した。
天然エッセンシャルオイルを使用した新発想のドリンクで、年末の歓談シーズンに向けた新たな乾杯の選択肢を提案する。
香りを味わう新感覚のノンアルコール体験
今回開発された商品は、トニックウォーターに特製のフレーバーオイルを垂らすだけで完成するノンアルコールカクテルだ。
アットアロマ社が持つ香りの専門知識を食の分野に応用し、天然精油100%で調香されている。
ジュニパーをベースに、ユズ、カボス、ヒノキといった和精油を含む計8種類がブレンドされており、柑橘の爽やかさとジュニパーのアクセントが織りなす複雑で奥行きのある香りが特徴らしい。
食事との相性も良く、レストランでの提供時には生ライムを添えることで、よりボタニカルな風味を楽しめるという。

ソバーキュリアス層のニーズに応える
開発の背景には、近年広がりを見せる「あえてお酒を飲まない」ライフスタイル、いわゆる「ソバーキュリアス」の浸透があるそうだ。
健康志向の高まりとともに、アルコールを摂取しない時間をポジティブに楽しむ文化が定着しつつあるという。飲食店においてもノンアルコールメニューの需要が増加しており、特に「お酒を飲まなくても場の一体感を感じたい」という声に応える形で、今回の商品が生まれたようだ。
アルコールに頼らずとも心を満たす一杯として、多様なシーンでの利用が期待される。
先行提供は「THE RIGOLETTO」や「Hacienda del cielo」など、東京、神奈川、愛知の12店舗で12月5日から開始され、その後順次、HUGEが運営する全店舗へと拡大される予定だ。
なお、本製品は香料を拡散させるために微量のアルコールを使用しており、提供時のアルコール度数は約0.11%〜0.14%となるとのこと。完全な0.00%ではない点には留意が必要だが、天然素材にこだわった上質な味わいが楽しめそうだ。







