2025年の“読書会で最も読まれた作家”は三島由紀夫。オシロ株式会社の調査結果
オシロ株式会社が、同社が提供するコミュニティプラットフォーム「OSIRO」上で行われた2025年のブッククラブ(読書会)の実績をもとに、よく読まれた作家10名を発表した。
574件のイベントデータを分析した結果、生誕100周年を迎えた三島由紀夫がトップとなり、そのほか記念年や話題性のある作家が選ばれる傾向が見られた。
周年や受賞など話題性のある作家が人気
調査結果によると、最も読まれた作家として三島由紀夫が挙げられた。
2025年は彼の生誕100周年にあたり、関連イベントや新訳の発売などが相次いだことが、読書会での選定を後押ししたようだ。
同様に、生誕150周年を迎えたトーマス・マンや、映画化で話題となったカズオ・イシグロ、ノーベル文学賞を受賞したハン・ガンなどもリスト入りしており、その年の象徴的な出来事が選書に影響を与えていることがわかる。

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一人では読み解きにくい難解な作品も選ばれる傾向
一方で、コミュニティならではの選書傾向も見られた。
國分功一郎の哲学書のように一人で読み進めるのが難しい作品や、井上慎平の『弱さ考』のように感想や意見を安心して共有できる場で議論したいテーマを持つ作品も人気を集めた。
心理的安全性が確保されたコミュニティだからこそ、深い理解や対話を求めるニーズに応える場として機能しているようだ。
コミュニティ機能を強化する新機能も
オシロ株式会社は、本を通じたコミュニケーションをさらに活性化させるため、「ブックログ」機能を新たにリリースしている。
メンバーが読んだ本や積ん読本を登録・共有できる機能で、コミュニティ内での交流を促進する狙いがある。同社は今後も、表現者とファンが深くつながるためのプラットフォーム開発を進めていくとのこと。
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