Amazonが子どもの「読書離れ」を食い止めるかも?

スマホやタブレットが幼児の教育の“妨げ”だとみなされる時代は、もう過ぎつつある。けれど、さらに読書の推進ができるようになったら……?

現代の子どもの読書離れを阻止すべく、「アマゾン」が提供するAIアシスタント「アレクサ」に興味深い新機能が。

去る6月29日の発表によると、アレクサに新機能として搭載されるのは子ども向けの“読み聞かせ機能”だ。「リーディング・キック」なるこの機能は、子どもの読書を推進するためのもの。

アレクサに「読書の時間!」と伝え、読みたい本のタイトル、読み聞かせの回数を指定できる。

さらに、子ども自身が読み上げる際には上達を褒めたり、単語などがわからず詰まってしまった際にはヒントまでくれるのだとか。また、「Read-after-me」と呼ばれるシャドウリーティング機能も搭載。

さまざまな面から子どもの読書をサポートしてくれる、まるで保育園や幼稚園の先生のような心温まる機能だ。

「リーディング・キック」は、アレクサを搭載したスマートスピーカー「Echo」のユーザーのうち、子ども向けコンテンツサービスの「Amazon Kids+」に加入している人が対象となる。

そもそも月額3ドル(約330円)とお手頃なうえに、本や映画、教育アプリやテレビ番組、ゲームなどを提供してくれ、かなり充実の機能といったところ。スマホやタブレットが教育コンテンツを提供するのはよくあるけど、ついに「読書の推進」までできるようになるとは。

読書離れの原因の一端は電子端末にあると思われてきただけに、逆転的な発想は世の大人たちに端末を取り上げる理由をひとつ減らすことになるんじゃなかろうか。

さて、これからの子どもたちは今よりもっと本を読むようになるのかどうか。効果が現れるのを楽しみに待ちたい。

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