編み物をするためだけにホテルへ。「編みごもり」という新しい贅沢
カフェの片隅や自宅のソファで、毛糸と編み針を広げる。周囲の視線や家事のことが気になり、途中で手を止めてしまった経験がある人は少なくないはずです。
そんな趣味の時間を心ゆくまで守るため、東京都台東区にあるホテルが、編み物に没頭するためだけの滞在プランをはじめました。
隙間時間を飛び出し、
自分の趣味を堂々と楽しむ場所へ

編み物は近年、画面から離れて手を動かす心地よさや、自分をいたわる手段として世代を問わず親しまれています。
一方で愛好者からは、日々の家事や育児の合間にしか編めずまとまった時間が取れないことや、外出先では気兼ねなく編める場所が見つからないという悩みの声が上がっていました。
株式会社グローバルエージェンツが運営する「HOTEL GRAPHY 根津」は、2026年10月1日より「おひとり編みごもりプラン」の販売を開始しました。宿泊期間は2026年12月1日からです。
谷根千エリアの下町情緒が残り、繊維街としても知られる日暮里に近い場所で、誰にも邪魔されずに編み針を動かす時間を提案しています。
ドアの外に掲げる
「編み物中」の合図と手厚い道具たち

客室には、手元を明るく照らすライトや広々とした作業机が配置されています。長時間の作業で疲れた手をほぐすマッサージャーや、目を休めるケア用品もそろえられました。
滞在中の時間を守るための仕掛けも用意されています。客室のドアノブに掛けるサインプレートには「編み物中」と記されており、自分の世界に入り込む時間を静かに宣言できます。この札は記念に持ち帰ることも可能です。
東京の神泉にある毛糸店「amimono SPIN」が選んだ毛糸が並ぶ棚から好みの毛糸を選べるほか、客室にはボタンを模した焼き菓子やハーブティーが用意されています。プランの監修は、漫画『おひとりさまホテル』原案のまろ氏が務めました。
部屋の外へも広がる、
下町の手仕事カルチャー

編み物の作業は客室の中だけに留まりません。ホテル内のラウンジや、東京の下町を見渡せる屋上など、館内の共用スペースでも気兼ねなく針を進められます。
さらに同館では、宿泊者以外も日帰りで参加できる編み物イベントを2026年10月以降に順次開催します。作家とともに編む集まりや教室など、手仕事の輪を広げる機会が用意されています。
日常の雑務や画面の通知から離れて、ただひたすらに糸と向き合う時間は、現代の暮らしにおいて何よりの休息になるのではないでしょうか。
HOTEL GRAPHY 根津「おひとり編みごもりプラン」
【宿泊期間】2026年12月1日(火)から
【会場】HOTEL GRAPHY 根津
【住所】東京都台東区池之端4-5-10
【アクセス】千代田線「根津」駅徒歩3分
【料金】1人あたり16,000円から






