ストレス発散だけじゃない!身体も心も美しく健全に保つ「エクササイズ6選」
エクササイズが女性の身体にも心にも活力を与えてくれる理由を、ライターStephanie Sharlow氏が「Elite Daily」で記事にしています。
じつは彼女、過去に恋人の自殺を経験し、精神のバランスを失った時期があるんだそう。そこから立ち直らせてくれたのが、とにかく無我夢中で身体を動かすこと。説得力あります。
この世はストレスが溜まることだらけ。「USA Today」に掲載されたストレス調査を見れば、若者世代(ここでは18歳〜33歳)が特に深刻なことが分かります。
過半数が「夜も眠れない」と回答し、約40%は「年々ストレスが増えている」と実感。現に約20%は、鬱病もしくは不安障害(不安神経症)と診断されているほど。
私も昔はそうでした。
大学1年生の時ボーイフレンドが自殺し、心底絶望して完全に自分を見失っていた時期があります。心の中は崩壊寸前で、集中したかと思うと気が散ったり、本当にヒドイ状況。どんなセラピーに行っても、なぜこんな悲劇に襲われたのかまったく理解できなかったんです。もう「カウンセラーを頼るのは止めよう」「平常心を装うことも止めよう」そう思いました。
そして、自分を見失ってから2年、私はランニングを始めました。ある朝、ふと早く目が覚めたら、窓の外にはちょうど地平線から燃えるような朝日が。それを目にした瞬間、「自分の半分を失ったように感じるのはもうやめよう」と決心が付いたのです。
空っぽの心を埋めていくように、ただひたすら走りました。1週間、1ヶ月、そしてひと夏。その後、ジムでのサイクリングクラス、キックボクシング、ホットヨガまで始めた私。心の隙間を埋めてくれるものがエクササイズだけと信じて。そしてついに、「世の中そんなに悪くない」と思える日が来たんです。
街中にはびこるストレスも私には関係ないみたい。やっとのことで自分を取り戻し、「エクササイズ」こそが最善のストレス発散法なのではないかと気づいたのです。そう「健全な精神は健全な肉体に宿る」のです。
いま、治療法としてはまだ研究段階ですが、身体を動かすことが鬱や精神病を改善する手段として、効果的であることが解明されつつあります。運動することで、普段の生活では思いつかない新たな考え方が頭に浮かんだり、思い悩んでいたことの答えが導き出せたりした経験は、誰にでもあるはずです。深く考えゴールを見つけ、問題を明確化して解決法を追及するため。 以下の運動はどれも、シチュエーションに合わせて取り組める、ストレスと向き合うのにどれも最適なエクササイズ。さあ、始めましょう!
01.
問題解決に効果的
「ランニング」
同じペースで楽しめるランニング仲間がいなくても、一人でも楽しめるのがランニングのいいところ。あなたとお気に入りの音楽があればOK。外の世界との意見に左右されることなく、明確な志向の意思決定をするのに走ることは最適です。
02.
心穏やかに自分と向き合う
「ヨガ」
イヤミの多い上司や口うるさい母親、フレンドリーすぎる友人、自分を思い悩ますイライラの原因は至るところに。その一切を遮断して、自分の心とだけ向き合えるのがヨガのいいところ。できれば毎日90分、時間をとってヨガをしてみましょう。自分自身に集中できるはず。他人を変えるすることはできなくても、自分をコントロールすることは可能です。それに気付けば、心はいつでも穏やかでいられるはず。
03.
自尊心を整える
「クラシックバレー」
バレーは身体のバランスを整え、背筋を伸ばし、身体を強くすることのできる運動です。これだけは、評判のいい教室や先生を見つけることをおススメします。SNSにアップされる自分の写真に自信が持てない時には、バレー教室に通ってみては。「自分に自身が持てなくて…」なんて悲観してたのがウソみたいに、レッスンに通ううちに、ビヨンセになったような気分になるはず。
04.
不満を叩き込む
「ボクササイズ」
私が今までトライした中で、最高のワークアウトはボクシングのクラスでした。とにかく嫌なことをこぶしに乗せてパンチを繰り出す、あの快感は他では得られません。殴りたいだけ何かを殴る機会なんて、人生でそうそう経験できることではありません。ストレスなんて3分もあれば、サンドバックの中に消えてなくなりますよ。思いっきり発散して。ただのストレス発散ではありません、これで身体もシェイプアップできるんだから、本当にいいことづくし。
05.
秘めたるパワーを知る
「ジムエクササイズ」
身体はあなたが思っているより、ずっとすごいパワーを秘めているもの。ジム通いを始めれば必ずそれを実感できます。プロのトレーナーに付いてもらい、しっかりトレーニングを受ければ効果が実感できます。身体のバランスや呼吸法、普段意識していない感覚まで鍛えられ、生活のリズムにも変化が起きるはず。
06.
自分の限界を超えていく
「スピニング」
一心不乱にエアロバイクをこぎまくる「スピニング」。自転車をこぐことに夢中になるのは、ワケがあります。わずか45分間だけど、とにかく自分を追い込んで、肉体的にも精神的にも自分自身と戦って限界までペダルをこぐ。インストラクターがこう叫びます。「自分にブレーキをかけているのはあなた自身よ!」これでさらに一段、ギアが上がるんです。でも、それって本当のこと、自分で限界を決めてはいけないってこと。怠けたい心を叩き割って身体の限界に挑戦すれば、自分自身の感情にも打ち勝つことができるから。
Licensed material used with permission by Elite Daily