「ライブでストレス発散」が科学的に証明。これはもう行くしかない!(英・研究結果)
野外フェスが本格的にシーズンインするこれからの季節。ライブ好きのみなさんを「科学のチカラ」が後押ししてくれそうです。
Science alertの記事によると、「ライブを見にいくことは、ストレスホルモンのレベルを低減させる」という研究結果が発表されたとのこと。
ライブを見るとコルチゾールが減少?
過去にも、音楽を聞くことや歌うことがストレス発散に効果的であるという研究結果はいくつもありました。が、「ライブ音楽」に特化した証明は初だとか。主にストレスホルモンとも言われるコルチゾールを減少させる効果があるといいます。
Imperial College LondonのDaisy Fancourt氏とAaron Williamon氏の研究によれば、音楽好きかどうかは問わない117名を対象にオーケストラコンサートで実験をしたところ、コルチゾールやコルチゾンといったストレスホルモンの減少が確認できたといいます。
さらに興味深いのは、対象者のバッググラウンドや趣味嗜好などに関わらず、効果が見られたということ。
これからは胸を張って
ライブに行ける…はず
ライブに行ける…はず
さて、ここで気になるのは「オーケストラだったからじゃないの?例えばヘビーメタルやハードロックは?」ということではないでしょうか。
The Telegraphの記事によると、これについては研究者たちも「引き続き研究が必要」としながらも、「文化的な音楽やアートに生で触れることは人々の健康や幸福につながる、という研究の大きな一歩だ」とコメント。
ひとまず、もしあなたが家族や友人から「またライブに行ってるの!?」と糾弾された時は、「ちゃんと科学で実証されてるんだよ」と胸を張っても問題はなさそうです。