ランニングやジム通いよりも、「ダンス」がストレスに効く理由

ダンスをする人はストレスがなく頭がいい」、長年バレエを続けてきた、ライターのAlexa Mellardo氏が「Elite Daily」に寄せたこの記事は、投稿からわずか20日足らずで、およそ18万人がシェアをするほど、人々の共感を呼んでいます。記事によると、ダンスをすることは脳に刺激を与え、心も体も健康につながるんだそう。

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トウシューズの紐を結んだら、音楽と一体になり気持ちよく踊る…私にとって、これ以上の幸福はありません。音楽がはじまった瞬間、外界から切り離されたように感じます。フロア全体を使って舞い、優雅な動きと呼吸がぴったりと一致する。ダンサーはみな、まるで魔法にかかったように踊りに入り込みます。経験のない人には、独特のバレエ用語もダンサーからすれば、踊りをつむぐ美しい言葉なのです。

優雅さと躍動感
芸術表現するスポーツ

ダンサーは優雅であると同時に、厳しいトレーニングを必要とします。「バレエはスポーツではない」という人がいたなら、どんなダンサーだって、「バレエシューズを履いて踊ってみろ」と言いたくなるはず。その考えがまったく見当違いであることはシューズを履くだけでも分かるからです。

プロのダンサーであるShanna LaFleur氏は言いました。

「踊るためにはスポーツ選手のように厳しいトレーニングを積む必要があります。ですが、同時に私たちはアーティストでもいなければならないのです」

ダンスは振り付けの一つひとつが、素晴らしい芸術作品なのです。ステージは絵の具をのせるパレット、それぞれの動きが美しい色をのせていくような感覚。ダンスはクリエイティブな表現そのもの。そして、日頃のストレスを軽減し、喜びを与えてくれもします。

科学的根拠もアリ!
不安を解消、幸せになれる

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健康的な生活情報を提供する「Prevention」では、ダンサーはストレスが少なく、幸せな人が多いという科学的な根拠を紹介しています。
スウェーデンの研究者が十代の少女112人を対象に研究を行いました。彼女たちはそれぞれ、背中や首の痛み、不安、うつ病、ストレスなどに苦しんでいました。彼女たちの半数を毎週ダンスレッスンに参加させる実験から得た結果は、毎週ダンスを行うことで、精神的にも健康になり、気分が高揚する効果があるということが判明したのです。
筆頭研究者のAnna Dubert氏は、「ダンスは被験者に対して高い確率で良い効果をもたらした」と述べています。

さらに、心理学情報サイト「Psychology Today」では、ダンスがジムに通ったり、ジョギングを行うよりも、高い幸福感を得ることができるのがダンスであるという、ロンドン大学の研究を紹介しています。
これは、不安障がいを持つ被験者に対して行った実験で、被験者にセラピーとして、エクササイズ、モダンダンス、数学、音楽という4つのレッスンを実施。その結果、モダンダンスのレッスンを受けた被験者たちは、どのレッスンよりも不安が大幅に軽減したと答えたそう。
作家のVicki Baum氏もこう指摘しています。

「ダンスは、人間が幸せになるための近道の一つだ」

心と脳に美しい刺激を
与えてくれる

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このほか、ダンスをすることで精神面に刺激を与え、年齢に関係なく認知能力を上げる効果があるとも言われています。ダンスは感情や合理性、運動感覚や音楽など、異なる脳の部分の活動を同時に刺激する運動です。これが、脳の機能をより向上させることにつながっているのです。

楽しく健康的で、体型維持にも効果的。さらには、気分も頭もスッキリする。本当に素晴らしいもの。私もダンサーとして、バレエやタップをはじめ、あらゆるダンスに挑戦してきました。だから、ここに挙げた調査結果に100%同感です。そのくらいダンスには、驚くべき効果があるから。始めるのに遅すぎるなんてことはありません。ダンスを通して、健康的な心と体を手に入れてみませんか?

Licensed material used with permission by Elite Daily

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