メンタルの強い人が、絶対口にしない「5つの言葉」。意外なセリフが続々と・・・
「Psychology Today」において、作家のAmy Morin氏が、メンタルの強い人が言わない5つのコトを紹介しています。その中では、私たちが普段口にしてしまうような、意外な言葉も取り上げられています。
私たちは時に深く落ち込み、自分の決断が正しくないと分かっていてもどうにもできない時があります。選択を正そうとするより、自分の行動を正当化する言い訳を考えてしまうのです。間違った道を進んだり、または間違いを認めずに自分を正当化しようとします。
そういう時は、自分を深く見つめてみましょう。私たちは皆、すぐに得られる満足にとらわれて衝動的に行動してしまい、リスクを見落としてしまうことがあります。ここに、メンタルが強い人が言わない5つの言葉をまとめました。
01.
「私はもっと幸せになるべき!」
→長い目で見ればマイナスに
友だちの恋愛話を聞いている時や、ビジネスのアドバイザーが借金をしすぎているクライアントを注意している時も、否定的な人はこう言うはずです。「私はもっと幸せになるべき!」と。
もちろん、幸せで健康な生活を送るべきですが、この言葉は長い目で見れば幸せを妨害するものなのです。
自分が幸せになりたいと思う時は、つかの間の幸せを追い求めないように気をつけてください。
ほんの短期間の喜びではなく、長期的な満足に価値を置きましょう。
02.
「すみません、これやっていいですか?」
→自信なさの表れ
故意にルールを破りたい時や、普通とは少し違うことをする時、この言葉を使いたくなってしまうもの。ですが、自分が最善のことをしていると信じているなら、なぜ許しを乞う必要があるのでしょうか?これは、事前に対立を回避するための逃げなのです。
行動を起こす前に、あなたの行動でどんな結果が起こるか、人間関係も含めてよく考えてください。強く信じているのなら、たとえそれが間違っていても後に謝罪をしない、という自信を持って前に進みましょう。
03.
「人生、一度きり」
→正当化してるだけ
皮肉なことにこの言葉は、崖の上から飛び降りるような時など、命の危険がある場合に使われることが多いです。または、すぐに得られる満足を正当化するために言われることも。例えば、ケーキをもう1つ食べるかどうか悩んでいる時とか。
豊かで充実した人生を送るには、リスクと長期的なメリットの絶妙なバランス感覚が必要です。
人生は一度きりという考えが、あなたの人生を長期的にどういった悪影響を与えるか、リスクを考えてから行動しましょう。
04.
「ただ正直に言っているだけ」
→弱さを隠している証拠
それが真実だからと、失礼で思いやりのない無神経な言葉を使う時があります。ですが、真実は人を傷つけることもあります。そこまで厳しく言う必要はありません。正直さは、他人の気持ちを犠牲にしていいものではないのです。
批判や否定的な言葉を言う前に、正直でありたいというあなたの欲求と、相手がどれだけ傷ついてしまうかの、バランスを考えましょう。
この言葉を発してしまうのは、誰かを見下すことによって自分の弱さを隠したい時や、怒りに満ちて失礼な振るまいをしてもいいと思っている時に起こります。
05.
「他人の意見より自分の気持ち!」
→大切な人の意見は聞くべき
この言葉は、まわりにいい顔をし過ぎないために効果的。ですが、他人の意見を気にしなくていいわけではありません。他人の気持ちを無視するということは、人格否定につながります。少なくとも自分のことを気にかけてくれる人の気持ちを無駄にしないように。
愛する人の意見にすべて同意する必要はありませんが、彼らがあなたの決断について懸念がある場合は、きちんと聞く必要があります。何か落とし穴や、見落としていることについて耳を傾けてみては?
メンタルを強くするためには
コントロールすることが大事!
メンタルの強い人は、言い訳をせず説明しようとします。自分の考えや感情、行動に責任を持ちます。私たちには、メンタルを強くする力があります。自分の考えや感情をコントロールすれば、まわりの状況に左右されず生産的な行動ができるのです。メンタルが強くなるほど、自分がしてしまった悪い決断に対して言い訳をすることが少なくなります。
この記事を執筆したAmy Morin氏は、心理療法士、演説家、そして「13 Things Mentally Strong People Don't Do」の著者でもあります。
この本はベストセラーとなり、今では20ヶ国語に翻訳されています。この本について気になる方は、動画を見てみては?
Licensed material used with permission by Psychology Today