ネガティブに思われているけど、実は健康にいい「7つの行動」
日本発祥の民間療法として、欧米を中心に海外で関心を集める「Reiki(レイキ)」。その、レイキマスターBrett Bevell氏の言葉を借りれば、健康に生きる秘訣は「ただ、感情の赴くままに生きる」こと。そう、我慢は健康によくない!
01.
ムカっときたらすべて吐き出す
もっと怒っていい!
「怒ること」は体によくないという意見もありますが、心を解放するのに有効な手段のひとつ。怒りを体内に溜め込まずに、排出すれば、元気が湧いてくるものです。
怒りには原因が必ずあります。例えば、他人からひどい扱いを受けた。自分の心に土足で入り込んできたなど、怒りの沸点となる場面。そこで感じた苦しみを、吐き出そうする感情が「怒り」です。これを溜め込まない方法を学びましょう。それには、怒りを感じると「自分はどんな行動に出るのか」を知ることです。怒りを上手に解放できれば、原因を思い出してイライラしたり、落ち込むこともなくなりますよ。人に迷惑をかけない程度なら、とことんまで怒りを露わにしたって大丈夫。
02.
人生の寄り道を
とことんまで楽しむ
人生、誰だって道に迷うもの。自分の本能が試される瞬間です。自分の向かう場所を分かっていることも、もちろん重要。ですが、迷うことが悪い訳ではありません。道に迷ったときは、それを楽しむくらいのゆとりを持ちましょう。考えてもいなかった方向に、人生が向かうことだって。予想外の新たな才能との出会い、全く新しいタイプの友人との出会いが、きっとあります。
一度二度、道を踏み外したからって、ずっと迷い続けることはありません。ちょっと遠回りをすることもときには必要。人生の幅が広がりますよ。
03.
泣きたいときは
思いっきり泣く。
枯れるまで泣く
悲しみは怒りと同じで、状況に対する自然な反応です。いつも、何に対しても泣けばいいという訳ではありませんが、涙のない人生も寂しいもの。悲しみの涙を流せば、また喜びがやってきます。悲しみを知らずして、喜びを理解することはありません。心の悲しみが涙となって流れ出てくるのです。これを抑え込んでしまうと、悲しみが体内で毒素となって、あなたを蝕んでいくことにもなりかねません。
また、涙は自分の感情を和らげ、さらには周りの人へのSOSともなります。泣くことは、今の状況を伝えるサイン。我慢のしすぎは禁物です。
04.
親友や恋人でも
数日間、連絡禁止!
ときには距離を。
どんなに仲のいい間柄でも、四六時中いつも一緒では、息が詰まってしまいます。一人でいる時間もときには必要。距離を置くことで新しい自分が見えてきます。もしも、大勢でいることに馴染めないようなら、一人時間を楽しむべき。無理してストレスを溜めても仕方ありません。
「一人になりたい」と感じたときは、その気持ちに素直に従うこと。散歩でも、旅行でもOK。たった一人の休息時間は、健康でいるためにも不可欠要素なのですから。
05.
他人の助言に
耳を貸さない勇気
ときには他人の話を聞かなくてもいい理由があるのです。社会人としてナンセンス、横柄な人間と思われるなんて萎縮する必要なし。どうしても自分の中で譲れないものがあるはずです。経験や失敗を繰り返すことで、自然と備わったあなた独自のフィロソフィー。それを捨ててまで、人の話に耳を傾ける必要はないということ。
他にも利点があります。自分の考えがシンプルにまとまること。聞くべきときは聞き役に徹し、それ以外は、自分に自信を持って判断を下していくことです。
06.
ルールは破られるためにある!
誰一人完璧な人間なんていません。だからルールがある訳で。ルールを守ることで、ひと回り人間として成長することもあります。でも、他人のつくったルールを飛び越えて、自分のルールで行動することで、より良い結果につながることも当然あります。
人類の歴史は、芸術も科学も、社会だって既存の概念を打ち破って、新たなものを創出することで革新を生み出してきました。公民権運動の母ローザ・パークスも、マハトマ・ガンディーも、キング牧師も、ジョン・レノンだって。彼らに続く可能性を、あなたも持っているはずなのだから。
07.
無理して“人の輪”に
入ろうとしなくてOK
人の輪に入ることができないのは辛いし気まずい。特に若い頃は余計にそう感じることでしょう。でも、それは「他人と同じ価値観で動いていない人」とも言えます。人と上手に関わるには考え方、気持ち、ときには想像していることさえもが、他人と同調していないと難しい局面もあります。でも、その枠からあえて外れることで、他人と違う発想による新たなアイデアが生まれるのです。いつも他人の目ばかり気にしていては、革新的なアイデアなど生まれるはずがありません。
先のことが分からないときこそ、自分を信じましょう。あなたの一歩が、周りの人の一歩を呼び起こすことだって、十分にあるのですから。
Licensed material used with permission by Brett Bevell