見返りを求めない人に共通する8つの特徴
見返りを求めない人になれたら、どんなに気持ちが楽になれるだろうと考えたことはありませんか。そうなりたいけれど、なかなか難しいと思っていらっしゃる方に向けて、見返りを求めない人に共通する特徴を8つに厳選してご紹介します。
01.自分の行動が、報われるかどうかは気にしていない
見返りを求めない人は、基本的に、自分がしていることが報われるかそうでないかは考えていません。自分自身が、良いと思ったことや、したいと思ったことを、心がおもむくままに実行するだけであって、それが何かのためになっているかどうかは気にしていません。
02.人への親切行為は、過去に受けた親切への恩返し
見返りを求めない人は、自分が今まで生きてきた中で、たくさんの人から親切にしてもらったことに対して、恩を感じ、ありがたいことだと考えています。したがって、自分が今、目の前の人に対して親切にすることは、過去の人々に対する恩返しをしているだけだと思っているので、目の前の人から何らかの見返りを期待することはありません。
03.見返りを求めない人は、損得勘定をしない
見返りを求めない人は、何かをする際に、その行動が自分にとって得することか損することかについて考えることはありません。行動を決める基準は、常に、人として善いことか悪いことか、好きか嫌いかというシンプルな基準だけであり、それ以外の判断基準は持っていません。
04.善行で得られる嬉しさだけで十分満足する
見返りを求めない人は、自分が善い行いをすることで、自然と心の中から湧き上がってくる嬉しい気持ちを噛みしめ、その喜びの気持ちを得られたこと自体に満足しています。「なんだか気分がいいな」「すがすがしいな」と、思わずスキップをしたくなるような嬉しさが、最高のご褒美だと感じているので、そのほかに見返りを必要としていません。
05.人の手伝いは、自分の好意によって行うものだと割り切る
見返りを求めない人は、人の手伝いをするときには、自分が好きでやっていることだと考え、相手からの感謝の言葉や、御礼を受け取ることができるかどうかは、まったく問題にしていません。断ることができたにもかかわらず、相手を手伝うことを選んだのは、あくまでも自分の意思にほかならないといった考え方を貫いています。
06.見返りを求めない人は、現状の暮らしに満足している
見返りを求めない人は、基本的に、今の暮らしや自分が置かれている境遇に関して不満はなく、物理的にも精神的にも十分に満足しています。したがって、何かが欲しいという欲望や、いま以上に幸せになりたいという願望を持つことがないので、他人から与えられる見返りを期待することはありません。
07.見返りを求めること自体が、恥ずべき行為だと考える
見返りを求めない人は、他人に対して、何らかの見返りを求めて行動を起こすことは、とても醜い恥ずべき行為だと考えています。
また、人は、見返りを求められたとしたら、想像以上にその相手に対して幻滅し、それまでの親切で思いやりにあふれた行為が台無しになってしまうものだということが、よく分かっています。
08.そもそも見返りを求めるほどのことはしていないと考える
見返りを求めない人は、自分が行った親切な行為には、大した価値はないと考えています。したがって、相手に対して見返りを求めることなど、そもそもの考えが間違っていると感じています。相手に対して恩着せがましくなることを、極端に嫌う傾向があります。
見返りを求めない人の考え方や行動の基準は、とてもシンプルです。さまざまな欲に縛られることなく、見返りを求めない人になって、平穏な気持ちで毎日が過ごせるように、少しずつ気持ちを切り替えていきたいものですね。