新年の目標や抱負の立て方のコツ5つ

新たに迎える年には、今までと違った自分になるために、目標や抱負をしっかりと立てて頑張りたいと固い決意を持っておられる方も多いと思います。そんなみなさんのために、よりよい新年の目標や抱負の立て方ができるコツについて、5つの観点からご紹介していきましょう。

1.適度に前向きな気持ちで楽しみながらおこなう

前向き

過去に何らかの後悔や反省があるからこそ、新年には有意義な目標や抱負を立てたいと思うものです。あまりにも過去に縛られて、必要以上に保守的になったり、後ろ向きな気持ちになっていては、なかなかよいアイデアも浮かびません。

一方、楽観的すぎても、「絵に描いた餅」のような夢や希望を並べるだけになってしまいます。

適度に前向きな明るい気持ちで、楽しみながら具体的な目標や抱負のアイデアだしをすることから始めてみましょう。次から次へとアイデアを出し、ある程度現実的なものや有意義なものに絞っていく方法もお勧めです。

2.最初に大きな方向性を決めるとブレにくい

まず分野別に大きな方向性を決めておくことで、新年の目標や抱負のアイデア出しがしやすくなります。

たとえば、「仕事」「恋愛」「友達」「趣味」「家族」「自己啓発」といった分野の中から、新年に重点的に頑張りたい分野を2つか3つに絞り、「新年は○○を頑張る年」と位置付けてもよいでしょう。

さらに、各分野の目標や方向性をおおまかに決めておくことで、具体的なイメージを想像しやすくなり、アイデアだしもはかどるはずです。

3.年間をいくつかの時期に区切り個別の目標と行動計画を立てる

時間を区切る

新年に取り組みたいことの大まかな方向性が決まったら、1年間を半年、四半期、1ヵ月など個々の時期に分けて、具体的な目標を立て、その目標を達成するために必要な行動計画を立てていきましょう。

この段階で具体的に思いつかない項目については、軌道修正したり変更したりすることも必要かもしれません。たとえば、年に1回の資格試験などを目指す場合には、試験日程から逆算して、「この時期までにはこれだけできていないと間に合わない」ということがはっきり分かるようにしておくことが大切です。

4.親しい仲間と新年の抱負や目標を語り合う

親友や、めざしている目標が同じ仲間と語り合うことによって、自分が立てている目標やその行動計画を客観的に見ることができ、よりよいものに改善できます。

また、自分の目標や抱負を具体的に話すことで、強く自覚できお互いの励みにもなります。「一緒にがんばろうね」と言い合える仲間がいることで、今度こそは本気で成功させようというやる気もわいてきます。

よりよい新年を過ごせるように、しっかりと必要な情報共有をして、気の置けない仲間と切磋琢磨しながら、進んでいきましょう。

5.はりきりすぎて、予定を詰め込みすぎない

予定を詰め込む

新年の目標や抱負が計画倒れに終わることがないよう、忙しすぎる行動計画や予定を立てていないか、最終的によく確認しておきましょう。

とくに、新年に初めてのことに挑戦する場合には、手探りで始めるケースも多いことから、途中で進み具合を振り返ったり、調整のための時間も確保しておくことで、より現実的な目標や抱負をたてることができます。

行動計画を立てて満足してしまうことがないように、実行できるかどうかという観点から吟味を重ねる必要があります。

具体的な行動計画も含めて新年の目標や抱負を最終的に決めることができたら、進捗管理の方法についても確認しておくと安心です。たとえば、自分なりのチェック表や「やることリスト」を作成し、目標に向けて確実に進んでいることが一目で分かるように工夫することで、楽しみながら頑張れそうです。年間の予定表と四半期ごとの予定表を併用するなど、全体の進捗を常に把握できる状態にしておくことも大切です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。