確実に目標達成できるスケジュールの立て方「5ステップ」

時間を有効活用するためには、まず、1日の予定を決めていけばいい?いいえ、1年間のスケジュールを立ててから、月ごと、1週間、1日の順番で計画をたてていくのです。

ここでは、『なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか』(著:石田淳)より、その方法を紹介。

01.
やりたいことを
とにかく書き出す

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さあ、ここからは、予定の立て方の秘訣をお教えします。重要なのは、長いスパンのスケジュールから埋めていくこと。1年間、月ごと、1週間、1日という順序で考えるのです。

まずは、1年の計画。11月後半を利用し、翌年のスケジュール帳に、とにかくやりたいことを書き込みましょう。「夏のこの時期には休みを取ってヨーロッパ旅行へ行こう」「英語の勉強の成果を見たい。5月にTOEICを受験しよう」という具合に。「無理かもしれない」と迷うのはNG。遠慮なく、予定を入れましょう!

02.
年間計画をフォローしながら
1ヵ月の予定を立てていく

1ヵ月の予定を立てるには、段階がふたつあります。

第1段階は、年間の計画を頓挫させないために、いつ、なにを、どうやればいいかについて予定を入れます。「ハーフマラソンの大会に、また出よう」という年間計画なら、ランニングが必須。何曜日の何時に割り振るのか決めるのです。

第2段階は、その月に入る直前に計画が滞りなく終えられるように微調整します。「歓迎会があるから、英語の勉強を第2土曜日にずらそう」。最初に入れた計画を死守しつつ、ときに柔軟に対応しましょう!

03.
週末に次の1週間の予定を詰める

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ここで重要なのは、すでに入っている予定について、確実に行動に移せるように手配しておくこと。そのために活用してほしいのがスマホです。同時に、グーグルカレンダーなど、オンラインカレンダーを利用するといいでしょう。

例えば、「来週の水曜日には好きなピアニストのコンサートがある。夜7時からだから、定時で上がろう」なら、その予定を入力します。

04.
1日の「時間割」を決めて、
締め切り間近の分から片付ける

最後に、1日の計画の立て方。「時間割」を決める感覚でやりましょう。たとえば、「朝は5時30分起床、夜11時就寝」「来客の予定は、できるだけ午後に回す」。などなど、マイルールを設定。一定の決まりを設ければ、「予定を組む」作業に忙殺されなくなります。そうしたら、その日にやるべき作業をピックアップ! 最優先は今日が締め切りのものです。次に手をつけるべきは、「難しい作業」。そこからだんだんやさしい、得意な作業になるよう設計します。「さっきの作業よりは簡単」という感覚は次の行動を起こしやすくするのです。

05.
時間通りに終わらなくても
一度作業を切り上げる

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さらに、時間を有効利用するコツです。自主的にすべての作業に締め切りを設定します。スマホのアラーム機能を活用するのもアリです。ここでのポイントは、時間通りに終わらなくても一度作業を切り上げること。この習慣をつけることで、「なぜ予定時間に終わらなかったのか」「より効率を上げるにはなにが必要か」を反省し、問題解決への材料にするのです。

また、作業時間を設定するときは、ギチギチではなく、若干の余裕(バッファ)を持たせてください。1時間くらいで終わる作業なら、1時間半くらいを見積もりましょう。

なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか

なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか(著:石田淳)

「どんな人が試しても、同じ結果を引き出せる」と全米の一流企業で話題になったマネジメント手法を日本人向けに改良した「行動科学マネジメント」の第一人者が、科学的かつ具体的な“時間の増やし方”を伝授。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。