殺処分直前だった犬が、意外な場所で大活躍していた(動画あり)
2014年8月に広島県で発生した土砂災害。その救助現場で活躍した夢之丞という名前の災害救助犬をあなたは知っているでしょうか?
「助かった命」が、
今度は「命を助ける」
ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人々に対して支援活動を行うNGO。実はこの夢之丞、動物愛護センターで殺処分直前だったところを、彼らに保護してもらったのです。
これがそのときの様子。
おしっこを漏らしてしまうほど、怖くて震えてしまっていたのだそう。
しっかり病院で検査してもらい、
半年後には、こんなに大きくなりました!
いよいよ救助訓練がスタート。
ヘリコプターもバッチリ。
そんなときに、広島県であの土砂災害が発生。現場へ“初出動”です。
残念ながら生存者の発見には至りませんでしたが、行方不明だった男性1名を見つけることができた模様。
“助かった命”が、今度は“命を助ける”。この素晴らしいサイクルに対しては「素敵!」「大切な命がつながりますように」「夢之丞、これからも頑張って!」といったコメントが寄せられています。
ちなみに夢之丞は、2015年4月に発生したネパール地震の際にも、現地へ派遣され捜索活動に当たったのだとか。そんな彼が、立派な災害救助犬になるまでの成長の記録を動画でもチェックしてみてください。
提供:ピースウィンズ・ジャパン