本番に弱い人と本番に強い人「3つの違い」
準備しているところなんか見たことないのに、本番ではいつも成功している「本番に強い人」。普段から努力していてがんばっているのに、なぜか上手くいかない「本番に弱い人」。本当なら逆の結果が出てもいいはずなのに、世の中って不思議。
では、両者を隔てているのはいったい、何なのでしょう?
1.
軌道修正が苦手な完璧主義者
イレギュラーでも柔軟に対応
こだわりが強い人は、言い換えれば「完璧主義」に近いのかもしれません。彼らは、一人で同じことをたんたんと繰り返すような作業を得意としています。反面、他人と協力して何かをなしたり、プレゼンや発表など、耳目の集まる状況だと本領発揮とは、なかなかいかないようです。どんなに事前準備やシュミレーションができても、本番一発勝負の場で力が出せなくては意味がありません。
何か予期せぬ出来事が起きた時、軌道修正がができない人ほど本番に弱いタイプと言えるでしょう。強心臓の持ち主は、どんなにイレギュラーな状況下でも、柔軟に波を乗りこなすように落としどころを見つけにかかります。だから、予想外なことにも動揺しません。普段から完璧さを追求しすぎる人は、要注意。
2.
「失敗できない…」ネガティブ思考
「ダメ元。上手くいけばラッキー!」
失敗やミスを極端に怖れ、どちらかといえば回避行動をとってしまうのは、本番に弱い人。「失敗したらどうしよう…」始まる前からネガティブな印象に囚われてしまう人って、いますよね。成功のイメージができていない。だから、本番で上手くいかないのです。この負のスパイラルから抜け出せないと、チャレンジすら遠のいてしまいますよ。
かたやここ一番を得意とするタイプは、本番を特別視しているでしょうか?「普段通りの自分でいい。失敗したらそれまで」くらいにか思っていないのかもしれません。逆に「この場面をものにできたら…」と、チャンスと捉える前向きさがあるのかも。
3.
他人に弱みを見せることができない
「吹っ切れた感」をパワーに変える
どうしても肝心な場面で力が発揮できない人には、「カッコ悪い自分を見られたくない」など、他人の目を気にする傾向があります。つまり、自分としっかり向き合えず、自分をさらけ出すことに抵抗を感じているはずです。最後の一歩が踏み出せないのは、どこかで「守り」の姿勢に入っているからでは?
これが、ハートが強い人たちだとどうでしょう。自分のカッコ悪さすらも、強烈な個性やキャラクターだと言い切れる自信を持っているのではないでしょうか。弱みを見せることで、パワーに変えられる。この「吹っ切れた感」が彼らに力を与えている。こう考えるのが自然なのでは?