「忙しい人」と「余裕のある人」の10の違い

同じことをしていても、忙しく感じさせる人と、余裕があるように感じさせることができる人がいるもの。

「忙しい人」と「余裕のある人」の間には、いったいどんな違いがあるのでしょうか? 具体的に見て行きたいと思います。

01.
やるべきことの見極めが
できるかどうか

忙しい人と余裕のある人の違いは、まず「やるべきこと」と「そうでないこと」が的確に見極められるかどうか、という点にあります。

忙しい人は、「やれたら理想的」ということも「やるべきこと」として分類するので、いつのまにか「やらなければならないこと」が増えていきます。

一方で余裕のある人は、最低限どの程度のことをやっておけばいいか、という限界点が見極められるので「やるべきこと」も最小限にとどめることができるのです。

02.
所要時間が
正確に予測できるかどうか

余裕のある人は、やるべきことにかかる所要時間を正確に見積もることができるので、物事が段取り通り進み、いつも冷静沈着でいられます。

しかし忙しい人は、予測に反して大幅に時間がかかるケースも多々あるため、スケジュールよりも遅れ、慌ただしくせざるを得ない状況に陥ることも…。

03.
万が一に備えて調整時間を
設けているかどうか

余裕のある人と忙しい人の違いは、万が一スケジュール通りにいかなかったときのために、調整できる時間を設けているかどうか、というところ。

余裕のある人は、少々の遅れはカバーできる程度の時間的余裕を計算に入れています。一方で忙しい人は、つなぎの調整時間をとっていないことが多く、いつも何かに追われています。

04.
一貫した考えや
計画性があるかどうか

余裕のある人は、一貫した考えに基づいて計画的に行動するので、無駄がなくすべてがスムーズに運びます。

一方の忙しい人は、じっくりと考える余裕もないことから、その場しのぎの考えで行動することもあり、非効率的な動きをする結果となるケースがよく起こります。

05.
「優先順位づけ」が
できるかどうか

忙しい人は、すべてのことが同じように大切で、今すぐ急がなければならない、と考えがちで、どうしても焦ってしまいます。

一方で余裕のある人は、物事の優先順位をしっかりと決めることができるので、ゆったりとした気持ちで、そのとき最優先にすべきことだけに取り組むことができるのです。

06.
「やるべきとき」にしっかりと
集中できるかどうか

忙しい人は、自分でもよく分からないほどに焦る気持ちがあったり、周囲の目が必要以上に気になったりと、目の前のことに集中することが難しい精神状態に陥ることが多いようです。

一方で余裕のある人は、いい意味での割り切りができるので、自分がいまやるべきことに心置きなく集中できる傾向があります。

07.
適度な休息やリフレッシュを
計画しているかどうか

忙しい人は常に緊張感を保ち続けているので、気が休まる暇がありません。もともとの性分からか、休むことは怠けているような気がして、計画的に休憩をとることもできないため、結局非効率な結果になる場合があります。

一方、余裕のある人は、休憩によるリフレッシュ効果を十分に理解しているので、効率を上げるために休憩を上手に活用しています。

08.
きちんと周囲への気配りがで
きているかどうか

忙しい人は、自分のことをこなすだけで精一杯となる傾向があるので、周囲への気配りが難しいようです。

しかし余裕のある人は、自分の用事を済ませて、さらに時間的余裕があることから、周囲への目配りや気配りを自然にできるようになっています。したがって、必要なときに人々からの協力や厚意も得られやすく、円滑に事を進めることができるのです。

09.
何でも自分ひとりで
解決しようとしていないかどうか

余裕のある人は、自分自身がすべきことと、できる人にお願いすべきことをきちんと整理できているので、一定の時間内で最大の結果を残すことができます。

一方の忙しい人は、基本的にできることはすべて自分でやるべきだとの強い考えがあり、なんでも自分ひとりで抱え込んでしまうため、時間がいくらあっても足りない状況に陥る危険性があります。

10.
実現困難なスケジュールを
立てていないかどうか

忙しい人は常に全力疾走で駆け抜けるイメージでスケジュールを立てるので、予定を詰め込み過ぎて、いつも急いでいなければならない結果となります。

一方で余裕のある人は、緊急で対応が必要となった場合も念頭に入れて、ギリギリの予定を立てるようなことは控えています。したがって、普通に事を進めていけば、いつも早めに終われるようなスケジュール作りができているのです。

「忙しい人」と「余裕のある人」では、物事の考え方において大きな違いがあることがお分かりいただけたかと思います。あなたが目指す理想の自分像を想像しながら、必要な考えが見つかったらぜひ取り入れてみてください。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。