冬にピッタリ!「ピェンロー鍋」で、SNSは大盛り上がり
暖冬と言われるこの冬。ですが、それでもこの鍋がそろそろ恋しくなる頃ですよね。冬ごもりのホームパーティーに欠かせないのが、ピェンロー鍋。くたくたに煮えた白菜や春雨をよそって、自分なりの塩加減で熱々をハフハフしながらいただく。今年も、みんなピェンローに夢中なようです!
真冬の鉄板鍋
美味すぎる「白菜鍋」
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このピェンローなる鍋を、最初に世に紹介したのは、舞台美術家やエッセイストとして活躍する妹尾河童さんだと言われています。著書『河童のスケッチブック』にイラスト入りで、その魅力を紹介したのが1992年のこと。これがグルメ雑誌『dancyu』で掲載されるや、その美味しさが一挙に広まることに。
以来、毎年冬の寒さが増すこの時季になると、黙っていたって、ピェンロー熱が盛り上がる。つまり、そのくらい市民権を得た鍋という訳です。
SNS上でも、ご覧の通り。どれも美味しそうでしょ?
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中国広西省生まれの白菜を使ったピェンロー(扁炉)は、家庭的な田舎料理だそう。くたくたになるまで煮た白菜を美味しくいただく料理ですが、他に豚バラ肉、鶏のもも肉、春雨を使います。そして、ピェンローの味の決め手となるのが、干ししいたけ。
妹尾さんのレシピにもあるように、干ししいたけでしっかりダシを摂ることで、旨みが格段に変わってくるようです。目安は一昼夜だとか。
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ところで、鍋自体にほとんど味付けをしないのがピェンローの特徴。なぜかといえば、各自取り分ける前に、お塩と一味唐辛子をスープで割って、自分流に味付けをする。これがピェンローの流儀だと妹尾さんも書いています。
より詳しいつくり方を知りたい人はこちらをどうぞ。
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